21:9のウルトラワイドモニターはデスクトップ作業、映画鑑賞、PCゲームなどの用途で恩恵をもたらしてくれる優れものです。実際に家庭でPCをこの3つの用途に使っているなら是非選択肢に入れたいもの。というわけで現行のウルトラワイドモニターをなるべくお求めやすい順番でpick upしてみました。

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使用目的に合わせよう


まず自分の使用目的を考えてみましょう。web制作や画像編集、動画編集などデスクトップ作業をしたい場合とシネスコサイズの映画を見たい。この2つの場合にあまり高価なモニターを買う必要はありません。

「画像編集はもうすごいんだから解像度高くないと!だから高価じゃないと!」という方は4Kモニターの購入も検討してみましょう。ウルトラワイドモニターは解像度では4Kにかないません。

PCでゲームをしたいという目的がある方は自分のPCのマシンスペックを考慮しながら中堅以上のモニターを狙いましょう。リフレッシュレート(画面を1秒間に書き換える回数)は高いものが望ましいですね。


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サイズはできれば34インチ以上を


ウルトラワイドモニターのサイズは現在34インチが一般的と言って良い状況にあります。しかし「一般的だからこれにしといて」と考えなしに言ってるわけじゃありません。私がこのサイズを選んで欲しいのには理由があります。

ウルトラワイドモニターの34インチの下はどのメーカーを見ても29インチになります。16:9の通常のワイドモニターのサイズは24インチや27インチが一般的なので、29インチでも十分じゃないかと思うかもしれませんが、残念ながら21:9における29インチ(28.4cm)は縦の大きさが16:9の24インチ(29.8cm)よりも小さくなってしまいます。特に映画やゲームの場合ウルトラワイドモニターの産む迫力や没入感が大事になるので、例えば24インチの16:9モニターを現在使っていて21:9に買い替えたときに、「横は伸びたけど実はちっちゃくなってる」となると本末転倒ですよね。34インチ(33.5cm)なら16:9の27インチ(33.6cm)とほぼ同等の高さになります。

なのでせっかくウルトラワイドモニターを買うならできれば34インチを選択しましょう。


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LG 34WK500-P




現在最も安い34インチのウルトラワイドモニターと思われます。解像度2560x1080でIPSパネル採用、AMD FreeSyncにも対応しており、目の負担を軽減するフリッカーセーフやブルーライト低減と、最低限の機能を備えています。ただ入力端子がHDMI1.4×2だけというのが難点なので、この点は注意しましょう。


LG 34WK650-W




上の34WK500-Pと似ていますが、入力端子にDisplayPort1.2を追加し、HDR対応を謳ったモデルになっています。細かいところではスタンドの高さ調節機能と、5W×2のスピーカーが内蔵されています。最新のゲームではHDR対応のものも出てきているため、興味がある人にとってはリーズナブルにHDRを体験できる有力な選択肢になりえます。


LG 34UC79G-B




ゲーミング仕様の曲面モニターです。解像度は2560×1080と変わりませんが、IPSパネルでありつつもリフレッシュレート144Hzに対応しています。こちらはHDMI2.0とDisplayPort1.2を備えており、USB3.0端子も付いています。ゲーム用途にしては安価であり、マシンスペックが中堅以上のゲーミングPC所有者に特におすすめなモデルです。

nVidia G-Sync対応モデルもありますが、こちらはその違いだけで値段が跳ね上がるので(11月現在価格で3万の開き)あまりおすすめはできません。どうしてもG-Syncを利用したい場合は選択肢に入れてもいいですが、差額の3万でビデオカードの強化をした方が幸せになる場合もあるのでよく考えましょう。

※2019年10月追記
現在後継機とも言えるG-syncとFreeSyncの両対応機がリリースされています。
価格や予算次第ではこちらもかなりオススメです。

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Acer B346CKbmijphzfx




デスクトップ作業向き高解像度3440×1440モデル。IPSパネルで入力端子はDisplayPort1.2とHDMI2.0、MHL対応HDMI。スタンドは高さ調節可能付きになっています。ゲーム用途には不向きですがデスク作業や映画鑑賞用で高解像度モデルが欲しい場合にこの解像度では比較的リーズナブルなモデルになっています。


ASUS ROG STRIX XG35VQ




ASUSのハイエンドモニター。力こそパワー。こちらは35インチで曲面になっています。VAパネルを採用し解像度は3440×1440、リフレッシュレートは100hz。入力端子はDisplayPort1.2とHDMI2.0×1、HDMI1.4×1。AMD FreeSyncに対応しています。ゲーム用途に特化して解像度も高いので、ハイスペックなゲーミングPCを所有してる場合に限り、ウルトラワイドモニターでは最高の選択肢になりうるでしょう。

正直こいつが性能の割には値段が抑えられているので、競合や少しランクが下の製品を食っている感があります。G-Sync対応でないところだけGeForceユーザーには惜しいといったところでしょうか。


家庭用ゲーム機にできない体験をしよう


ゲーム用途に絞って書かせていただくと、PCゲームをウルトラワイドモニターを用いる事でできる体験は、PS4やXboxOne(とSwitch)等では現状実現できないものです。家庭用ゲーム機の一部で4K対応は始まっていますが、16:9のアスペクト比以外には対応していません。なので是非ウルトラワイドモニターでPCならではの体験をしてほしいと思います。

BattleField5のスクリーンショット
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ほぼ同じシーンの21:9版。視野の違いに注目して欲しい
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