似たような性能のモニターを買い足して買い足して自然と3画面環境が構築できるようになってしまった私のような変人には非常に夢のある機能『nVidia Surround』。設定方法をおさらいすると共に一向に改善されない使い勝手について触れてみます。

ns00

nVidia Surroundを有効にする


複数のモニターを接続した上でnVidiaコントロールパネルを開きます。

ns01


タスクの選択
で「Surround、PhysXの設定」を選択して、Surround 設定の中の「Surroundを使用してディスプレイをスパンする(D)」にチェックを入れて設定(C)ボタンを押します。


ns02


この後が大変。「何の関係があるの?」と言いたくなるプログラムを閉じてって言われます。該当するアプリを全部閉じないと先に進めないので仕方なく全部閉じます。ですがその時開いてるウィンドウや常駐されているアプリだけならまだしも、タスクマネージャーを開いて終了させなきゃいけないものまで入ってます。探すのも大変。もちろん私は技術的な難しい事は正直わかりませんが、ほんと何の関係があるの?

この中だとSkypeAppとNetflix。どちらもこの日PCを起動してから一度も開いてないアプリ。
ns03

全部閉じる事ができたら続行ボタンが押せるように。
ns04


それぞれのモニターにオーバーレイ表示で番号が割り振られます。自分の配置している順番で画面を並べましょう。トポロジで縦×横のモニター枚数を設定して、ディスプレイで使用するものにチェックを入れます。全てのモニターの解像度は同じでなければなりませんが、私のメインモニターは2560×1080で、両サイドは1920×1080と揃っていません。しかしメインモニターは1920×1080に設定する事も可能になっているので、自動で同じ解像度に揃えてくれます。設定ができたらSurroundの有効化を押せばいよいよnVidia Surrround機能がオンになります。

ns05


nVidia Surroundを使ってできる事


3画面一体化を実現できれば対応しているゲームは迫力満点になります。特にレースゲームはこの上ない迫力、没入感に圧倒されます。もちろん1画面より負荷は高くなるので、それなりのマシンスペックは必要です。十分な性能があるに越したことはないですが、もし厳しいなら1画面のクオリティより3画面の迫力をとって、ゲームのグラフィック設定を下げる事も考えるべきかもしれません。

Forza Horizon4。3画面でプレイすると迫力が全く違ったものになる。
fh4t07


動画は最大化すると両サイド真っ暗なので普通の3画面環境より明らかに不便になります。また再生バーが3画面に渡って表示されるので調整がとてもしにくいです。ただシネスコサイズの動画を見る場合はベゼルが少し気にはなるものの、仮想的に少し大きな画面で見る事ができるので、個人的には悪くないと思いました(21:9モニターを購入する前の感想)。Youtubeには3画面のゲームプレイを録画した動画も多くはないですがアップされているので、それらは3画面いっぱいに鑑賞することができます。ゲームは重くて動作が厳しいという方はどんなものか雰囲気だけでも味わう事ができます。

BattleField5の21:9(シネスコサイズ)プレイ動画。
ns07


それと最低2画面からnVidia Surroundを有効にしてできるのが以前このブログでも紹介した画面分割に対応したゲームの贅沢な協力(または対戦)プレイです。画面分割に付き物の窮屈な枠を取り払い、1画面に1人という快適なオフラインマルチ環境を提供してくれます。

関連記事
分割画面に対応したゲームを理想の2画面でプレイしてみよう


Human Fall Flatの画面分割協力プレイ。分割なのに画面1枚を贅沢に占有できる。
ns11


nVidia Surroundを無効にする


さて有効にしたままだとデスクトップ作業には勝手が悪いので普通は用が済んだら元に戻すことになります。有効にするときと同様にnVidiaコントロールパネルを開き、Surroundを使用してディスプレイをスパンする(D)のチェックをはずしましょう。

ns08


そうするとなんとモニターを複数接続しているのにnVidia Surroundが無効化されると同時にシングルモニター状態にされてしまいます。仕方ないので複数のディスプレイの設定で残りのモニターを有効化して、適切な順番に並べます。

チェック入れて、並べ替えて・・・
ns09


環境にもよりますが、解像度の変更で解像度やリフレッシュレートも設定しなおします。

解像度とリフレッシュレートなおして・・・
ns10


これでやっとnVidia Surroundを有効化する前と同じ状態に戻す事ができました。はっきり言ってとても面倒です。個人差あるとは思いますが、ゲームするために有効化したいけど、設定が面倒だからゲーム自体今はやめとこうと思ってしまうほどです。


魅力はあるがとにかくオンオフの切り替えが面倒


私がnVidia Surroundに目をつけて使い始めてから何年も経ちますが、この状況は実装当初からおそらくほとんど変わっていないんじゃないでしょうか。一向に利便性が向上していないため、できる事は素晴らしいのにもったいない!というのが正直なところです。それがなければ21:9のウルトラワイドモニターに手を出す事ももしかしたらなかったかもしれないです。私はRadeonを所有した経験がないですがEyefinityのほうはどうなんでしょうね。


とはいえなかなか普通では味わえない魅力の詰まったnVidia Surround機能。利用した事がない人にも一度はその魅力を堪能してもらいたいです。

関連記事
『nVidia Surround』を超える?『Borderless Gaming』によるマルチモニターゲーミング
マルチディスプレイ環境に適したゲーミングモニター4選




スポンサードリンク