6年振りの続編としてリリースされた『ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』。
すっかりお馴染みとなった大人気シリーズ、〇〇のアトリエの待望の新作でもありますが、そのまま解像度だけウルトラワイドのサイズに設定してもUIの横伸びが発生してしまいます。
今回もウルトラワイドで堪能するためにバイナリエディタによる数値弄りをしていきます。
もくじ
Steamlessが必要に
コメント頂いたおかげで気づきましたが最新バージョンではライザ3同様Steamlessを使用しないとバイナリエディタで改造を施した時点で起動できなくなってしまうようです。
基本的なやり方は同じですのでライザ3記事のSteamlessについて書かれている部分をご参照ください。
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『ライザのアトリエ3』を21:9でプレイする【ウルトラワイド】
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バイナリエディタ弄り
1:バイナリエディタ「HxD Hex Editor」の準備
バイナリエディタを使用してexeファイルの数値を改変していきます。
この作業では定番のHxD Hex EditorというWindows用アプリがあるのでそちらを使用していきましょう。
2:インストールフォルダへアクセス
エディタの準備ができたら『ソフィーのアトリエ2』の実行ファイルがインストールされている階層に移動します。
3:弄る前には必ずバックアップ
Atelier Sophie 2 The Alchemist of the Mysterious Dreamフォルダ内にあるAtelier_Sophie_2.exeを見つけたら弄る前に必ずコピーしてバックアップをとっておきましょう。
(バックアップ用のフォルダをその場で作ってその中にコピーしてしまうのがおすすめ)
4:HxD Hex Editorで開く
インストールしておいたHxDを起動します。
起動したHxDのウィンドウにAtelier_Sophie_2.exeをドラッグ&ドロップします。
メニューの検索>検索(Ctrl+F)で検索の小窓を開きます。
16進数タブを選択して「39 8E E3 3F」を検索します。
1個目に該当するものが下記の画像の部分で検索に引っかかると思います。
画像と同じものが確認できたら
解像度が3440×1440の場合は「8E E3 18 40」、2560×1080の場合は「26 B4 17 40」に書き換えます。
置き換えたら保存してエディタを終了します。
5:iniファイルで解像度を指定
次にドキュメントフォルダにあるソフィーのアトリエ2のフォルダにアクセスします。
「(ユーザーネーム)\ドキュメント\KoeiTecmo\Atelier Sophie 2\」
Setting.iniをメモ帳で開いてゲームの描画解像度を直接書き換えます。
開いて3行目に[Graphics]という記述があり、その真下に解像度の記述があります。
ScreenWidth=2560
ScreenHeight=1080
など自分のモニターの解像度にあわせて書き換えましょう。
書き換えたら保存して終了します。
ゲーム中の仕様
3D描画に問題なし
ゲーム中の3D描画はアスペクト比の歪みもなく、イベントシーン含めて広がった視野のまま楽しむ事ができます。
UIも問題なし
ゲーム内のUIは本来のサイズのまま16:9の枠内に収まって表示されています。
ただしメニュー画面等本来見切れて見えない部分まではみ出て表示されるものもあります。
メニュー画面は左の見切れた本が16:9の枠を超えて表示されている。
オープニングムービーは横伸びあり
OPムービーはプリレンダの垂れ流し動画なので横伸びして表示されてしまいます。ゲーム本編には問題無いのでやむなしといったところでしょうか。
問題点があるとすればOPのみ
というわけでゲーム本編は問題なくウルトラワイドで動作、UIにもほぼ文句無しの環境で遊ぶことが出来そうです。
OPムービーの横伸びに関しては16:9環境で一度見ておけば問題は無いのではないでしょうか。
そこさえ気にしなければ他は問題無いのでウルトラワイドモニター持ちならば是非ともフル画面の環境でプレイしたいですね。
エンジョイ!
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