『Crisis Core Final Fantasy VII』(クライシスコア ファイナルファンタジーII リユニオン)の世界を『Universal Unreal Engine 4 Unlocker』(以下UUU)で遊泳しよう!
PSPで過去(2007年)に発売されていたFF7の前日譚。
FF7リメイクがリリースされた波に乗ってクライシスコアもPCや家庭用ゲーム機向けにリメイクされました。
FF7Rほどのグラフィックへの拘りこそ感じないものの、元がPSP版という事を考えればキャラモデリングは十分綺麗に描き直されていると言って良いレベルでしょう。
そんな新生クライシスコア、ザックスさん達は自由に観察可能なのか?Gacktさんは健在なのか?確かめてみる事にしましょう。
UUU
UUUフリー版で動作確認
FF7RはUUUフリー版で実行しようとするとクラッシュしてしまいましたが、クライシスコアはフリー版でも問題なく動作しました。
実質有料の最新版でも動作はするようですが、この記事ではフリー版での挙動で確認を行っています。
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『FF7リメイク』でフリーカメラMOD。最新版なら安定動作【UUU】
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導入と実行
UUUの導入に関しては別記事で紹介済みなのでそちらをご覧ください。
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『Universal Unreal Engine 4 Unlocker』PCゲーム用カメラツール
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一時停止はテンキー0で
ゲーム中のポーズを使うとメニューの青い画面に覆われてしまい、非表示する機能も無いようなので遊泳には適していません。
ゲームを一時停止したい場合はUUUの機能側に用意されたテンキー0によるゲームの時間停止を使いましょう。
Deleteキーで真っ暗に
UIなどを非表示化してくれるUUU側のDeleteキー機能ですが、本作の場合ゲーム中のポーズメニュー画面と、イベントシーンのプリレンダムービー部分で押すと画面が真っ暗になってしまいます。
特にプリレンダの場合はただの動画再生中なので当然と言えば当然なのですが、イベントシーンは場面によってプリレンダとリアルタイムレンダの2種類に分かれています。
フリーカメラで鑑賞できるのはリアルタイムレンダのイベント中とゲームの移動中、戦闘中のみという事になります。
ムービー型のイベント中は動画なのでカメラを動かせない。セフィロスどうして。
こちらはフリーカメラ可なシーン。時代的に皆ガラケーパカパカしている。
ウルトラワイド化
これは21:9などのウルトラワイドモニターを使用している場合の話です。
興味が無い場合は読み飛ばしてください。
ゲームは16:9を基準に作られていますが、前述の移動中、戦闘中、リアルタイムレンダ型のイベントシーン中はDeleteキーを押すと両端の黒帯も消えて21:9などのウルトラワイドで画面を眺める事が出来ます。
ただし字幕はもちろん大事なUIも全て非表示になってしまうので、ゲームとして遊ぶには適さない状態になります。あくまで鑑賞用のパノラマビューであると割り切りましょう。
まとめ:イベントシーンは半々
というわけでUUUのクライシスコアにおける使い勝手は、十分に実用的と言える範囲だと思います。
ただイベントシーンに関しては元がPSPのゲームな事もあってか、気合の入った派手なカットほど逆にプリレンダムービー化されてしまっていて動画が垂れ流されるだけな事もあるので、フリーカメラで遊べるシーンはリアルタイムレンダ型の場面のみになります。
そして繰り返しにはなりますがリアルタイムレンダリングの部分に関しても、先に発売済みのFF7リメイクほどの高いクオリティというわけではないので、あれのイメージを引きずったままクライシスコアを見ると、少し落胆してしまうかもしれません。
過度な期待は禁物のクライシスコアではありますが、それでもザックスさんや少し若いエアリス達、そしてGacktをフリーカメラで眺めてみたい方は是非お試しあれ。
エンジョイ!
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