バージルやレディ、トリッシュなどプレイアブルキャラが増えてボリュームの増した『Devil May Cry 4 Special Edition』(デビルメイクライ4スペシャルエディション、以下:DMC4SE)ですが、無印版にあったDirectX9.0c版クライアントが排除されて横長アスペクト比に非対応になってしまいました。
それでもなんとか21:9でやりたい!という事でバイナリエディタによる数字弄りに手を出します。
バイナリエディタ弄り
DMC4SEの実行ファイルを弄る為にあらかじめバイナリエディタを導入しておきましょう。このページでは割愛します。
エディタの準備が出来たらDMC4SEの実行ファイルがインストールされている階層に移動します。
パスはSteam\steamapps\common\Special Editionです。SteamのライブラリからDMC4SEを右クリック→プロパティ→ローカルファイルタブ→ローカルファイルの閲覧を選ぶとすぐにたどり着けます。
DevilMayCry4SpecialEdition.exeをバイナリエディタで開きます。あらかじめコピーしてバックアップをとっておきましょう。
開いたら「39 8E E3 3F」を検索します。2か所見つかると思います。
解像度が3440×1440の場合は「8E E3 18 40」、2560×1080の場合は「26 B4 17 40」に置き換えます。
置き換えたら保存してエディタを終了します。
ゲームを起動しよう
これで準備が整ったのでDMC4SEを起動します。
従来通りの16:9解像度でゲームは起動します。ここでは2560×1080モニターの場合1920×1080、3440×1440モニターなら2560×1440で起動しているものとして話を進めます。
PC settingsでビデオ設定を開き、FULL SCREENの項目でフルスクリーンをオンにした上で、RESOLUTIONで解像度2560×1080(3440×1440)を選択します。
すると上部に黒い帯が挟まり、画面の下3分の1ぐらいが見切れてしまいます。
設定の変更を適用しますか?という時間制限付きの質問が見切れた部分に表示されているはずなので一度←を入力した後でEnter(決定ボタン)を押します。成功すれば黒帯が挟まったままの画面がキープされます。
その状態でフルスクリーン設定をオフにします。
ALT+ENTERキーを押します。するとゲーム内設定ではフルスクリーン項目がオフのままですが、ゲームはフルスクリーン化されます。
解像度を1920×1080(2560×1440)に戻します。するとUIが引き伸ばされて21:9画面いっぱいに表示されるようになります。
そのままゲームを始めるとUIは若干横伸びしていますが、ゲーム内のグラフィックはちゃんと21:9でレンダリングされています。
少しの問題点はあるが遊ぶ分には問題なし
というわけでUIが若干引き伸ばされてしまいますが、遊ぶ分には支障のないレベルで21:9化を実現できました。
もう1つの問題点として、ゲーム内設定の操作は起動する度に行う必要があるので若干面倒ではあります。
しかし21:9モニターを手にした以上は可能な限り画面いっぱいに表示させて遊びたいところなので、現状ではDMC4SEで遊ぶからにはこの方法を試さないという選択肢はないと思います。エンジョイ!
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