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SoftTHを使用して『DmC Devil May Cry』をトリプルモニターでプレイしよう

2019年7月5日

『DmC Devil May Cry』(デビルメイクライ、以下:DMC)はnVidia Surroundの機能を使ってトリプルモニターで遊ぶ事が可能なタイトルですが、残念ながら以前紹介したBorderless Gamingを使用しての3画面化がうまく動作しないものの1つのようです。

しかしDirectX9.0世代な事を利用してsoftTHというツールを使用する事でnVidia Surroundを利用せずお手軽にマルチモニターで遊ぶ事が出来るようになります。

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softTHとは

nVidiaSurroundやEyefinityの機能を使えばマルチモニターの表示領域を利用して迫力のあるゲーム体験が出来るようになりますが、切り替えが面倒だったり、異なる解像度のモニターを利用できないなどの欠点があります。

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softTHは海外の有志が作成したマルチモニターゲーミング支援ツールとも呼べるもので、nVidiaSurround等の面倒な画面の切り替えをする事なく3画面化などが可能になります。解像度を一律に揃えなくとも利用できるのも強みです。

残念ながら2019年7月現在開発が進んでいる様子はなく、DirectX9.0のゲームタイトルにしか対応していませんが、DMCはPS3とXbox360時代にリリースされた作品なのでバリバリのDirectX9.0世代です。

導入する

公式サイトから必要なファイルをダウンロードします。

※ダウンロード、インストールは自己責任で!

SoftTH3(海外サイト外部リンク)

 

サイドバーのGet SoftTHという欄にあるDX9_x86とDX9_v1.09b_RC1の2つの書庫ファイルをダウンロードします。

適当な場所にファイルを展開し、2つの書庫ファイルの中身を同じフォルダにまとめます。

SoftTh Config Tool.exeを実行します。

マルチモニター環境が整っていればほとんど弄る必要はないと思います。モニターの並び順が正しくなかった場合は右側のHeadタブの中のResolutionPosition内の数値を入れ替えて調整しましょう。

よければsaveボタンをクリックします。

config.SoftTHConfigというファイルが保存されます。

次にゲームのインストールフォルダ内、実行ファイルが格納されている階層に移動します。

DMCの場合はSteam\steamapps\common\DMC Devil May Cry\Binaries\Win32の中です。

ここにconfig.SoftTHConfigd3d9.dllの2つをコピーして貼り付けます。

これで準備が整いました。DMCを起動してみましょう。

3画面を合計した解像度が選択できる。ウチは中央だけ21:9モニタなのでこの数字に。

成功していれば左右の画面も暗転して、3画面を合わせた横長の解像度を選択できるようになっているはずです。

若干バグ?もあるけど気にならないレベル

実績表示が右側に表示されたまま重なっていったり、リアルタイムレンダリングのイベントシーンも視界が広いために本来隠れている場所でしれっとキャラがテレポートしたり、バグというよりは見えてない前提で作った制御が露見しているだけなので、不具合といえば不具合かもしれませんが遊ぶ上では全く問題ありません。

ちょっと古い作品ですが色彩も美しく、動作も軽いので3画面で改めて遊ぶと意外と楽しめると思います。

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