Epic Games Storeで発売済みの『Final Fantasy VII REMAKE INTERGRADE』(FF7リメイク インターグレード)。
ユフィにフォーカスした追加エピソードも付き、PC版ならではの安定したグラフィック、フレームレートで楽しむ事が出来るようになりましたが、残念ながら21:9モニター上で実行すると変則的なアスペクト比に対応していない為16:9で横に黒帯が付いたままプレイする事になってしまいます。
しかしせっかくだからウルトラワイドで遊びたい!という事であのツールの出番です。
もくじ
Flawless Widescreenを使おう
変則的なアスペクト比で不具合の出るタイトルをFixする事が出来るツールに「Flawless Widescreen」(以下:FS)というものがあります。
割と古くからあるプラグイン形式でタイトル別に対応するものですが、対応タイトルがお世辞にも多いとは言えない状況なので正直あまりというかほとんど出番はありませんでした。
ここやぞFS。
Flawless Widescreen公式サイト(海外リンク)
上記公式サイトからOSが64bitならx64版、32bitならx86版をダウンロード、インストールしましょう。
インストールに関しては特段難しい事は無いと思われるのでここでは割愛します。
※ダウンロード、導入は自己責任でお願いします。
FF7R用プラグイン導入
無事インストールできたらFSを起動してみましょう。
FSの設定
窓の左側にゲームタイトルのリストがあり、使いたいものをクリックすると自動でダウンロードが開始されます。
「FF VII Remake」と書かれているものを探してクリックしましょう。
プラグインの導入が完了すると右側に「FF VII Remake」のタブが追加されます。
チェックボックスがいくつかあるので下の画像のようにするのがおすすめです。
赤い〇で囲まれた部分は解像度の調整つまみがあります。
微調整が難しいですが自分の21:9モニターの解像度にMinとMaxを揃えましょう。
私の使用しているモニターは2560×1080なのでそこでビタ止めできるように頑張って調整していきます。
ゲーム内で解像度を指定
調整が完了したらFSを起動したままの状態でゲームを起動しましょう。
OPTIONS内のグラフィックス設定で画面解像度を開くと16:9しか無かった中に21:9のものが追加されています。
設定が完了したら21:9状態でゲームが遊べるようになっています。
視野が広がるが気になる点も
広がった視野で遊べる
21:9に適応させてゲームを始めると16:9のものより横の視野が広がりフル画面でゲームを楽しむ事ができます。
ゲーム内のリアルタイムレンダリングタイプのイベントシーンも視野が広がって見えない部分が見えるようになっています。
プリレンダムービーの上下はカット
ただしプリレンダムービー(所謂垂れ流し動画)のイベントシーンは拡大されている分上下が切れてしまいます。
大きな支障があるわけではないですが情報量が減ってしまっているので、どうしてもこれが気になる方は21:9化せずにそのまま遊ぶ方が賢明かもしれません。
UIの表示領域は16:9の枠内限定
またこちらは細かい部分ですが、UI関連が表示されるのは16:9の領域までに限定されているため、NPCに近づいた際のACTIONなど、干渉できるものに出るオーバーレイが16:9枠外だと見切れる事になります。
ネックはムービーシーンの上下カットか
差しあたって気にかかったのは上記の2点のみですが、そこを許容できるかどうかが21:9状態でゲームを進めるかどうかの判断基準になると思います。
動画の視聴か、プレイ中の快適性か。
許容できるならば21:9で遊びましょう。
エンジョイ!
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