名前のナンバリングは付かなくなったが正統な続編としてグラフィックも超強化されて生まれ変わった元家庭用ゲーム機専用タイトル『God Of War』。
海外のゲームらしくネイティブにウルトラワイドに対応している・・・と思いきや21:9モニターで見るとひっそりと両サイドに黒帯が付いていて表示領域が100%ではありませんでした。
というわけで今回もあのツールの出番です。
もくじ
普通に起動すると
普通にゲームを起動すると一見21:9の画面に適応しているように見えますが、細いとはいえ黒帯が残っていて100%画面いっぱいに映しきれていない事に気が付きます。
気にせずプレイしても良いレベルかもしれませんが、直せるものならば直してしまいましょう。
Flawless Widescreenを使おう
変則的なアスペクト比で不具合の出るタイトルをFixする事が出来るツールに「Flawless Widescreen」(以下:FS)というものがあります。
リリースからのそこそこな長さの割には対応タイトルが限られているツールですが最近になって更新が活発化しており、God Of Warにも対応を果たしました。
上記公式サイトからOSが64bitならx64版、32bitならx86版をダウンロード、インストールしましょう。
インストールに関しては特段難しい事は無いと思われるのでここでは割愛します。
※ダウンロード、導入は自己責任でお願いします。
God Of War用プラグイン導入
無事インストールできたらFSを起動してみましょう。
FSの設定
窓の左側にゲームタイトルのリストがあり、使いたいものをクリックすると自動でダウンロードが開始されます。
「God Of War」と書かれているものを探してクリックしましょう。
プラグインのダウンロードが完了すると右側に「God Of War」のタブが追加されます。
チェックボックスがいくつかあるので下の画像のようにするのがおすすめです。
※Reduce Pop-in(GPU Usage+)について
ざっくり翻訳した私の解釈では、このゲームの遠くのオブジェクトを消したり表示したりする描画負荷の軽減設定はかなり強めに働いているそうです。なのでFOVを増加させるとそれがより顕著に出るので「この設定をオンにするとそれを抑制できるよ、ただしGPU負荷はあがるぜ!」という感じでしょうか。
(間違っていたらコメントで突っ込みお願いします)
FOV
FOV(視野角)に関しては私は0%のままでも良いと思っていますが、ツールの説明欄では30%がオススメとあります。調整してお好みでどうぞ。
FSを付けたままゲーム起動
設定が終わったらFSを開いたままの状態でGODを起動しましょう。
ゲーム内でアスペクト比:自動を指定
ゲーム内コンフィグのディスプレイ内にある項目でアスペクト比を選ぶ事が出来ますが、21:9を指定すると何故か黒帯が出たままになる謎仕様なので、ここは自動を指定しましょう。ここまでやって初めて黒帯は消えます。
FOVの比較
FSの設定でFOVを調整できますが一応0%と30%の比較画像をやっつけで撮ったので載せておきます。
FOV:0%
普通に起動した場合と同じ見え方になります。もちろんこれだけでもウルトラワイドな分だけ視野は広がっているので通常(16:9)よりは周りの状況がよく見えるようになっています。
FOV:30%
更に視野が広がるFOV30%。クレイトスの体も0%より少し遠くなり、太ももまでで見切れていた体がふくらはぎ~ほぼ足元まで見えるようになっています。
視界が広がる優位性の他、3D酔いしやすい方にとっては引き視点になる事で酔いを防止する効果も期待できるかもしれません。
まとめ:FOVも弄りたい方には特におすすめ
というわけで僅かな黒帯の除去からFOV調整まで、お手軽にカスタマイズできるようになるのでウルトラワイドモニター使いも、もしかしたらそうでない方にとってもFOVだけ調整する目的で導入するのもアリかもしれません。
エンジョイ!
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