2Bさんの大ヒットによりリメイクされた『Nier Replicant』(ニーアレプリカント)ですが、残念ながらまさかの21:9などのウルトラワイドなアスペクト比に非対応になっています。
しかしやっぱりウルトラワイドで遊びたい!という事で数値を弄っていきます。
もくじ
バイナリエディタ弄り
1:バイナリエディタ「HxD Hex Editor」の準備
バイナリエディタを使用してexeファイルの数値を改変していきます。
この作業では定番のHxD Hex EditorというWindows用アプリがあるのでそちらを使用していきましょう。
2:インストールフォルダへアクセス
エディタの準備ができたら『Nier Replicant』の実行ファイルがインストールされている階層に移動します。
Steamのライブラリからアクセスする場合は
Nier Replicantを右クリック>管理>ローカルファイルを閲覧
で素早くアクセス出来ると思います。
3:弄る前には必ずバックアップ
NieR Replicant ver.1.22474487139.exeを見つけたら弄る前に必ずコピーしてバックアップをとっておきましょう。
4:HxD Hex Editorで開く
起動したHxDのウィンドウにNieR Replicant ver.1.22474487139.exeをドラッグ&ドロップします。
上のメニューの検索>置換(Ctrl+R)で置換の小窓を開きます。
16進数タブを選択して「39 8E E3 3F」を検索します。
解像度が3440×1440の場合は「8E E3 18 40」、2560×1080の場合は「26 B4 17 40」に、すべて置換ボタンを押します。(画像は2560×1080の場合です)
次にメニューの検索>検索(Ctrl+F)で検索の小窓を開きます。
16進数タブを選択して「00 00 10 41 00 00 50 41 00 00 80 41 00 00 00 00」を検索します。
見つかった数値の中から「80 41」の部分を「AC 41」に直接書き換えます。
置き換えたら保存してエディタを終了します。
5:ゲーム内で解像度設定
ゲームを起動してゲーム内コンフィグで解像度の設定を自分のモニターの解像度に置き換えましょう。
ゲーム中の仕様
3D描画は問題なし
ゲーム中の3D描画はアスペクト比が崩れる事も無く広がった視野で景色を見る事ができます。
左端に若干の黒帯が残りますがまあ許容範囲というところでしょうか。
ほぼ真横視点になる小部屋では横に建物の外壁が見えたりします。
UIは横伸び
ゲーム内のUIはアスペクト比が横に伸びた分だけ少し伸びてしまいます。
こちらも多少の伸びなので我慢できる範囲かとは思います。
気になるのはUIの横伸びのみ
というわけでニーアレプリカントを21:9状態にこの方法で適応させると「左隅の僅かな黒帯」と「UIの横伸び」という難点はあるもののそれ以外は問題なく動作するようです。
上記二つが許容できるならばウルトラワイドモニター使いにとっては十分有りと言えるのではないでしょうか。
エンジョイ!
関連記事
-
21:9で動作するゲームリストをまとめてみる
続きを見る