『Street Fighter V』(ストリートファイター5)のさくら攻略メモです。必殺技編。
さくらの必殺技は見かけ上胴着キャラによく似ています。
が、波動はともかく昇竜拳と竜巻を比べるとかなりの違いがあるのでさくらならではの特徴をしっかり押さえておきましょう。
2022年3月のアップデート反映しました。
もくじ
必殺技
波動拳
溜め無し | 最大溜め | |
発生 | 15F | 41F |
全体 | 48F | 71F |
ガード硬直差 | -8F | +3F |
ヒット硬直差 | -2F | ダウン |
胴着たちの本家・波動拳より弾が小さいです。
ケンより発生が1F遅いですが、全体硬直は1F短いです。
シーズン5からケンの波動拳は全体硬直が2F少なくなりました。という事はコチラが1F長いという事になり、通常波動の性能は大分劣る事になります。
端まで飛ばず途中で消えます。弱~強と弾速・飛距離が上がっていきますが全体的に胴着の波動より遅め。より遠くまで飛ばしたいなら強で撃ちましょう。
溜め撃ち
ボタンホールドで溜め撃ちが出来ます。最大溜め以外はタイミングがずらせるだけです。
最大まで溜めると2ヒットの端まで飛ぶ弾に変わります。この場合強弱の差が無くなり共通の性能になります。また最大溜め版のみVスキルでキャンセルが可能になります。
EX波動拳
発生 | 14F |
全体 | 45F |
ガード硬直差 | +1F |
ヒット硬直差 | ダウン |
VTCガード | +18F |
VTCヒット | ダウン |
2ヒットになり、判定も大きくなり、端まで飛びます。溜め撃ちはなくなります。
隙は小さくなっていますが、EXでやっとリュウの波動拳と同じ硬直なので過信は禁物です。
密着でも+1F有利になるので間近で撃ってガードされても攻めを継続する事ができます。
VTキャンセル
Vトリガーキャンセルも可能になります。
キャンセルする場合もしない場合も相手のヒット(追撃)orガード(攻め継続)を見極めて次の行動を決めましょう。
天仰波動拳
溜め無し | 最大溜め | |
発生 | 17F | 39F |
全体 | 45F | 75F |
ガード硬直差 | +4F | +1F |
ヒット硬直差 | ダウン |
斜め上に撃つ波動拳です。マヴカプシリーズ参戦時に貰いました。
しゃがんだ相手にはやられモーション中含めてどんなに大きいキャラでも当たらないように出来ています。上タイガーみたいな。
全体硬直はリュウの波動拳と同じです。つまりさくらにとっては短め。但し発生は遅いので跳んだのを見てから落とすのは厳しいです。
中距離で跳びを抑制する程度にしておきましょう。跳んでくれればラッキー。咲桜拳で追い打ちを狙いましょう。跳んでなくても意外と反撃は受けにくいです。(くらう時はくらう)
こちらもボタンホールドで溜め撃ちができますが、4強Pクラカンからのコンボぐらいでしか出番がありません。
EX天仰波動拳
発生 | 15F |
全体 | 45F |
ガード硬直差 | -1F |
ヒット硬直差 | ダウン |
VTCガード | +9F |
VTCヒット | ダウン |
波動と同じで隙が少なく、判定が大きく、2ヒットになります。
上ガン見状態なら見てからでも間に合うかもしれません。当たれば通常天仰よりも相手の落下が遅いので追撃がしやすくなります。
立ちやられを確認する必要がありますが、コンボパーツに組み込むと強力です。ピヨリ中なら無条件で立ち状態なので是非使いましょう。
咲桜拳
弱 | 中 | 強 | |
発生 | 4F | 9F | 14F |
全体 | 54F | 61F | 77F |
ガード硬直差 | -31F | -32F | -37F |
ヒット硬直差 | ダウン |
なんちゃって昇竜拳。本家と違い各種無敵属性はありません。その代わり被クラカン判定もありません。
空中コンボに使う場合は相手の浮き方や位置によって届く、間に合う強度が変わってきます。
弱
一番本家に近い軌道でほんの少しだけ前進します。
早出しで一応対空に使えます。前述の通り無敵は一切無いので引き付けると危険です。相手がジャンプ攻撃を出し切る前にこちらの拳を当てるイメージで落としましょう。
中
基本的にはコンボ用です。通常技の弱攻撃からは中咲桜キャンセルに繋げると覚えておきましょう。
強
中と同じく基本はコンボ用です。中足や強攻撃キャンセルから繋げる場合はコチラ。
浮いた相手への追撃としては発生の遅さで中よりスカりやすく、ミスすると手痛い反撃を受けるので注意しましょう。
EX咲桜拳
発生 | 4F |
全体 | 78F |
ガード硬直差 | -45F |
ヒット硬直差 | ダウン |
1F~12F完全無敵
こちらは本家・昇竜拳とも渡り合える無敵付きになります。その代わり被クラカン判定が発生します。制約と誓約。
これによりさくらはゲージさえあれば無敵対空が一応可能になります。
前への移動量もEX昇竜拳の中ではトップクラスです。そのため気持ち遠めの跳びを落とせたりします。ただしその反面、真上付近の相手に滞空で出すと通り抜けてアサッテの方向へ飛んでいきがちなので注意が必要です。
あとは割り込み、弾抜け、コンボの〆などに使いましょう。
春風脚
弱 | 中 | 強 | |
発生 | 17F | 21F | 24F |
ガード硬直差 | -2F | -6F | -2F |
ヒット硬直差 | +2F | +3F | +2F |
なんちゃって竜巻。発生は全体的に本家・竜巻より遅いですが、ガードされても中以外は確定反撃を受けないため、ヒット確認(確信)が必要な本家よりは気軽に出す事ができます。
シーズン5から弱春風脚のヒット時硬直差が1F増えました。これにより数値的には強春風脚と同じに。ただし弱ヒット後は距離的には即投げ重ねが成立しにくいケースが多いと思われます。
弱
通常技の中攻撃以上から繋がります。入れ込みで出しても波動拳より安全ですが、中足ド先端など春風脚が届かなくなる場合もあるので注意しましょう。
近距離でカウンターヒットするとしゃがみ弱P>中咲桜拳が繋がります。
中
ガードされた時の確反(-6F)があるのでコンボ専用になります。近距離ならしゃがみ弱P>中咲桜拳へ。強攻撃以上から繋がります。
シーズン5からしゃがみ弱P>EX春風脚が繋がるようになりました。EX春風のVTキャンセルも可能になり、ここから繋がるコンボに幅は大きく広がりました。
強
離陸した後は弾を飛び越えられるので、中距離で出してかみ合えば弾抜けしつつ当てる事ができます。ただし発生はかなり遅いので弾を見てから抜けようとは考えないようにしましょう。
コンボとしては各種強Pから繋がります。ヒット後は投げ間合いで+2状態になります。これは相手が弱攻撃で暴れてもこちらの投げが勝つ状況なので強気に攻めを継続したいところ。
EX春風脚
発生 | 15F(弱P、屈弱P、中足キャンセル時のみ12F) |
ガード硬直差 | -2F |
VTCガード | +6F |
VTCヒット | +13F |
ZEROシリーズの春一番ぽく〆るEX版。
本家EX竜巻との最大の違いは確定反撃を受けない事。
コンボパーツとして
中攻撃以上で繋がりますが、立ち弱Pからキャンセル(一応下中Kも)すると発生が早くなり、弱始動のコンボとして組み込めます。
シーズン5からはしゃがみ弱Pキャンセルでも繋がるようになりました。これにより強攻撃→中春風脚→しゃがみ弱P→コレに繋げる事が可能に。
画面端なら弱咲桜拳かEX咲桜拳で追撃できます。
VTキャンセル連携
シーズン5でVTキャンセルが可能になりました。ヒット時はそのままVTキャンセルコンボへ、ガード時は密着状態から択を迫る事が出来ます。
突進技ぽく生で出すのはリターン的に微妙でしたが、ヒットorガードでVTへ繋げる目的としては悪くない選択肢です。
ただしキャンセルタイミングが後の方にある為(跳ねて着地した瞬間)、その前にVリバ等で返されるとVT発動の機会を失うリスクもあります。
アップデートでVTキャンセル可能なタイミングが10F早くなりました。
更に硬直が2F減った事でVTキャンセル時の有利フレームも大きくなりました。
空中春風脚
発生 | 13F |
着地後 | 16F |
本家空中竜巻のような使い方は全然できません。めくり判定もありません。弱中強と受ける浮力が変わります。強が一番ふわっとしています。
基本は前ジャンプからしか出す事ができませんが、ジャンプ中Pキャンセルだと後ろや垂直からも出す事ができます。
空対空でジャンプ中Pキャンセルから繋げてダメージを伸ばすのに使いましょう。この場合早く着地できる弱が無難かも?
EX空中春風脚
発生 | 12F |
着地後 | 16F |
真空竜巻のように横方向の移動が止まり、一瞬浮いてホバリングした後で垂直に落下します。
これも基本は前ジャンプからしか出す事ができません。
空対空でジャンプ中Pからコンボに繋げましょう。
その他
Vリバーサル【ガード中に6+KKK】
フラワースピン
発生 | 17F |
全体 | 42F |
ガード硬直差 | -2F |
ヒット硬直差 | ダウン |
さくらのVリバは足元を払うように反撃し、ヒットした相手はダウンするタイプです。
足払いのように見えますが残念ながら下段ではないので相手は立ちガード可能です。
ヒット後間合いが離れてしまうからと前ステすると相手がその場受け身していた場合にこちらが-1Fを背負う事になる点に注意しましょう。
Vシフト【中K+強P】
発生 | 1F |
全体 | 31F |
1F~16Fまで投げ無敵
1F~9Fまで打撃と飛び道具回避判定
さくらのシーズン5新システム、Vシフト。
下がる距離はキャラによって異なりますがさくらの場合、トレモステージ白線で大体1.1マスぐらい下がります。リュウで1.0マスぐらいなので少しだけ大きく後退できるようになっています。
距離が長い事は反撃に転じにくいというデメリットにもなりえますが、相手の追撃から逃れやすいというメリットもあるのでどちらが良いかは状況次第で変わってくるでしょう。
フラワーサイドキック【中K+強Pボタンホールド】
発生 | 8F |
全体 | 33F |
ガード硬直差 | -2F |
ヒット硬直差 | ダウン |
1F~10Fまで完全無敵
さくらのシフトブレイクは長く素早く前進するサイドキックを放ちます。
リーチも長めで弾抜けしつつのヒットもさせやすく、性能は比較的良い方だと言えそうです。
クリティカルアーツ
桜の雨
発生 | 6F |
ガード硬直差 | -23F |
1~7F完全無敵
さくらのクリティカルアーツです。
弾速が遅めの真空波動拳です。近距離で1段目をヒットさせればロックして演出に入り、こちらが本命のダメージになります。
飛び道具としては弾速が遅いので当てるのは難しく、ダメージも落ちるので本家真空波動のような使い方はおすすめできません。
コンボの〆に使いましょう。咲桜拳〆のコンボに組み込むのが基本になります。
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さくらの必殺技は波動拳をダンにちょっと教わった以外は(憧れのリュウさんの)見様見真似の我流拳法、なんちゃって昇竜拳(咲桜拳)と竜巻旋風脚(春風脚)です。
波動拳はダンのそれ(我道拳)よりも明らかに遠くまで飛び、今作のゲーム内容に関して言えばVT1中の強化波動はリュウさんも羨む性能と言ってよく、彼女の底知れぬ才能を感じさせるものとなっています。
咲桜拳が大きく前に踏み出す事は彼女の前のめりな姿勢や性格を良く表しており、本家・昇竜拳には無い射程の長さというメリットにも繋がっています。
恐るべき(元)JKといったところでしょうか。