『Street Fighter V』(ストリートファイター5)のキャミィ攻略メモです。Vスキル編。
キャミィの持つ2種類のVスキルはどちらも直接打撃を繰り出すタイプ。カラダ1つで勝負する彼女らしいと言えますが、出せるポイントや出すべきタイミングは全く異なるので、それぞれの性質をしっかり理解しておきましょう。
Vスキル1
アクセルスピンナックル
※カッコ内は裏回り時の数値です。
発生 | 35F(36F) |
全体 | 49F(53F) |
ガード硬直差 | +4F |
ヒット硬直差 | +7F |
11F~24Fまで投げ無敵
12F~28Fまで飛び道具無敵
くるくる横回転しながら大きく前進して裏拳する一種の突進技。
過去作では必殺技の1つでしたが今回はVスキル1として登場しています。
良い点
・弾抜けや裏回りなどに便利な性能
・相手に触りに行きやすく初心者でも扱いやすい
悪い点
・発生が遅いため出掛かりを潰されやすい
・通常技からキャンセル派生できないのは奇襲技としてマイナス点
基本性能
移動距離はそれなりに長く画面半分くらいは前進します。
打撃部分には強制立たせ効果が付いています。
ガードさせて有利のもう1つの突進技として使えますが、通常技からのキャンセルなどで出す事ができず発生も遅いので、中距離から露骨に出しても上級者や慣れている相手には見てから潰されやすいです。出すタイミングは慎重に選び、意表を突く形になる事が求められると思います。
2022年3月のアップデートでガード時の有利フレームが増大しました。
出掛かりさえ潰されないようにできればこれまでより更に有利な攻めを展開できそうです。
裏回り
かなり近づく必要はありますが、近距離で出せば相手をすり抜けて裏回りする事ができます。
正面からおもむろに振ってダメなら裏から攻めてみましょう。
弾抜け
発生は早くないもののくるくる回ってる間は弾に対しての無敵時間があります。
これによってVスキル1選択時にはCAゲージが無くとも弾抜けが可能になります。
相手や弾速にもよりますが遠距離なら見てから抜けるのも苦ではないので弾キャラ相手には狙っていきましょう。
ただし弾を見てから抜けるのは発生の遅さから相手のガードや返し技が間に合ってしまう事もある点に注意しましょう。上手い相手は抜けてきたのを見てから無敵技やCAを合わせてくるかもしれません。
ヒットしたら
無事ヒットさせられた場合は+7Fなのでコンボに繋ぐ猶予が十分にあります。
先端ギリギリヒットなどで距離があいてると届きませんが、立ち強Pがダメージも十分で安定して繋がりやすいと思います。
コンボ例:コレ>立ち強P>スパイラルアローor強キャノンスパイク(>CA)
Vスキル2
スピニングアックス
発生 | 15F |
全体 | 47F |
ガード硬直差 | -6F |
ヒット硬直差 | ダウン |
11F~32Fまで空中判定
少し後退しながら跳び上がって放つソバット状の攻撃です。
似た性質の技といえばガイルの4+中Kで出す逃げ(ローリング)ソバットでしょうか。
良い点
・離陸してしまえば空中&後退で大きな反撃を受けにくい
・クラカンをとれば追撃でき、ゲージ次第(CA)で大ダメージも
悪い点
・自ら下がるのでリーチが短い
・通常ヒットでは単発で終わりリターンが低い
基本性能
Vスキル1と違ってこちらは通常技からキャンセルして出す事ができるので、より「もう1つの必殺技」っぽく振りやすくなっています。クラッシュカウンター対応。
ガード硬直差は-6Fなので数値的には確定反撃を受けますが、下がりながら攻撃するので距離が離れやすく、反撃は数値で見るよりもずっと受けにくいと思います。
その反面下がる分だけ実質のリーチが短いため空振りもしやすく、間合いこそ離れがちなものの-6F以上の反撃を受けるリスクもあります。
密着時の中Pガードから
単発でおもむろに出すのは発生もイマイチ早くないので使いにくいと思います。
そこで狙いたいのが起き攻め等の密着状態から立ち中Pを重ね、キャンセルまたはノーキャンセルで繋ぐ連携。
キャンセルで出すと中Pヒット時はコンボで繋がり、ガード時は連続ガードにならずにアックスが届きます。隙間で動いていればクラカンを狙う事が出来ます。
ノーキャンセルで出すとアックスを相手の目の前で空ぶる事になります。暴れようと手足を出した相手を引っ掛ける作戦。
もちろん空振り時に多少のリスクはあるものの、フルコンボなどを貰う危険は低いのでそれなりに振りやすくなっています。
CAが使える状態ならばリターンも増大するでしょう。
相手の暴れに噛み合えばCCがとれる。追撃でダメージを上積みしたい。
どっちがおすすめ?
結局どっちがいいのかという話になりますが、
少なくとも初心者の方にはVスキル1のアクセルスピンナックルがおすすめだと思います。
弾がツライキャミィのかいくぐる手段として機能しますし、必殺技がガードで確定反撃ばかりのキャミィにとっては前進しながら触りにいけて、ガードさせても有利フレーム、なんなら裏回りでかく乱もできるというのはやはり心強いと思います。
今からスト5ひいてはキャミィを触ってみるという方はスキル1から始めてみましょう。
スキル2はやはり相手の暴れ潰しなど玄人向けの使い方になると思います。
弾キャラ相手への(スピンナックルに頼らない)近づき方を習得し、押し引きを知る上級者向けのスキルと言えるのではないでしょうか。
関連記事
-
『スト5』キャミィ講座:速い、強い、エロい!必殺技解説
続きを見る
-
『スト5』フレームも優秀で初心者向き!キャミィの通常技解説
続きを見る
-
『スト5』基礎知識:カウンターヒットとは?クラッシュカウンターの特徴
続きを見る
-
『スト5』キャミィのVトリガーは1が強すぎ?デルタドライブ:ステップ&アンブッシュ
続きを見る
-
『ストV』ほとんどサイトマップ【ストリートファイター5】
続きを見る
おまけ其の3:二房の三つ編みと赤紐
キャミィはベガ率いるシャドルーに洗脳されて戦闘マシーンと化していた過去とイギリスの特殊部隊「デルタレッド」所属という現在、そして戦いで魅せるしなやかな筋肉と鋭い眼光から力強い印象ばかりが際立っています。
しかし「スーパーストリートファイター2」で初登場した時から彼女の髪の毛はとても長く、二房の三つ編みにして赤いヒモで結わえている事が大きな特徴の1つとして描かれており、
スト5においても(少なくともデフォルトコスでは)変更せず受け継がれています。
これが力強さばかり際立ってしまいがちな彼女のイメージをいい感じに中和する「女の子」のアクセントとして非常によく機能しているなあと、計算されたプロのデザイン力にスクショ撮影しながら感服してしまいました。