満を持して発売されるもなかなかの重さ(描画負荷)を誇るPC版『スターフィールド』。
GPUに関してはAMD製RADEONに最適化されており大手サイトのベンチマークでもRX7900XTXが(本来格上である)RTX4090と互角に渡り合えるという結果も出ていますが、もう1つ気になるのはCPU。
果たしてゲーム特化CPUの5800X3Dはここでも十分な活躍が見込めるのか?まだ戦えるのか?解像度別に試してみる事にしました。
検証環境
スペック
検証するPCスペックはコチラ。
CPU | AMD Ryzen7 5800X3D |
マザーボード | MSI MAG B550 TOMAHAWK |
メモリ | PC4-25600 DDR4-3200 32GB×2 |
CPUクーラー | DeepCool AK620 |
GPU | ASUS TUF-RX7900XTX |
電源 | Deepcool 1000W |
OS | Windows11 Pro |
ウルトラ設定
ゲームの画質設定はウルトラプリセットです。
スターフィールドではウルトラ設定でそのままFSR2を若干利かせた設定になっているのでONのままにしています。
解像度
解像度は通常よく用いられるフルHD・WQHD・4Kと、PC版スターフィールドがネイティブにウルトラワイド対応しており私もそれで楽しんでいる身なので、21:9の解像度から2560×1080・3440×1440でも検証してみました。
測定シーン
ロケーションは最初に訪れる市街地で沢山の人が行き交う「ニューアトランティス」。明らかにCPU負荷が強めにかかるであろう街中をぐるぐると3分間走り回りながら平均FPSと最低FPSを測定します。
ベンチマーク
そして出た結果がコチラ。
解像度を上げても下げても大きくは変動していないように見えます。
補足になりますがフルHDなど比較的低解像度時にはGPU負荷が100%付近に達しておらず、CPU負荷が高い環境ゆえのボトルネックが発生しているものと思われます。
4Kや3440×1440ではさすがにGPUが本気を出していた(ほぼ100%)ので、トータルで見れば解像度がどうあれ平均80FPS付近に落ち着くスペックであると言えそうです。
ただし4Kと3440×1440では最低FPSが僅かとはいえ60FPSを下回っているので、この辺の解像度
狭い場所ではちゃんと100超えも見せる
今回の測定結果とは別ですが、例えばオープニングで訪れる採掘場のような比較的狭い場所では100FPSも普通に超えてきてくれます。
まとめ:平均60FPS以上はとれる
というわけでここまでの結果を見る限りでのお話にはなりますが、平均60FPS以上が快適に遊べる合格ラインという前提ならばスターフィールドは5800X3Dでも快適に遊べる、という結論を出しても良いのではないでしょうか。
もちろんもっと厳しい負荷がかかるシーンがあった場合にはこの限りでは無いのですが、一応大手サイトのベンチマークでも採用されている方式なのでとりあえずOKでしょう。
記事執筆時点で底値を付いたのちリバウンドを見せ始めている5800X3Dではありますが、まだまだコスパ良く強力なゲーミング性能を手に出来るCPUなのは確かなので、スターフィールドに興味がある方はご参考までにどうぞ。
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