あのクラッシュ・バンディクー、もといアンチャーテッドシリーズでお馴染みのNaughty Dog(ノーティドッグ)が放つサバイバルホラーアクションゲーム『The Last of Us Part I』(フルリメイク版)。
PCでもリリースされたリメイク版は美麗なグラフィックとそれ相応に高い描画負荷も話題ではありますが、トリプルモニターゲーミングならば臨場感もマックスに出来るはず・・・!
というわけで今回はあのツールとあのツールを使って実現していきましょう。
※ダウンロード、導入は自己責任でお願いします。
もくじ
Borderless Gaming
今回使用するのはBorderless Gamingというツールです。
元々はウィンドウモードのアプリを強制的に仮想フルスクリーンに変化させるツールですが、表示解像度を指定できる機能を使ってnVidia SurroundやAMD Eyefinityを使用せずとも3画面化する事ができます。
導入や設定方法については過去に紹介済みなのでそちらをご覧ください。
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PCゲームのボーダレスフルスクリーン化を行うツール『Borderless Gaming』導入ガイド
続きを見る
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『nVidia Surround』を超える?『Borderless Gaming』によるマルチモニターゲーミング
続きを見る
ネイティブ表示限界は32:9まで
このゲームの横長アスペクト比表示限界はソフト側で32:9までになっていました。丁度フルHDを横に2画面分にした表示領域なので、このアスペクト比のウルトラワイドモニターを使用する場合はそのまま遊ぶのも十分ありかもしれません。
Flawless Widescreenを使おう
変則的なアスペクト比で不具合の出るタイトルをFixする事が出来るツールに「Flawless Widescreen」(以下:FS)というものがあります。
リリースからのそこそこな長さの割には対応タイトルが限られているツールですが最近になって更新が活発化しており、The Last of Us Part Iにも対応を果たしました。
上記公式サイトからOSが64bitならx64版、32bitならx86版をダウンロード、インストールしましょう。
インストールに関しては特段難しい事は無いと思われるのでここでは割愛します。
The Last of Us Part I用プラグイン導入
窓の左側にゲームタイトルのリストがあり、使いたいものをクリックすると自動でダウンロードが開始されます。
「The Last of Us」と書かれているものを探してクリックしましょう。
プラグインのダウンロードが完了すると右側に「The Last of Us」のタブが追加されます。
チェックボックスがいくつかあるので下の画像のようにするのがおすすめです。
FOVは個人的にデフォルト(0%)が一番自然だとは思いますが、視野角を更に広げたい方は数値をあげてみましょう。
ゲーム内設定
ゲーム中のオプション内にある画面設定で
表示モードはウィンドウ、
アスペクト比はオート、
ウルトラワイドピラーボックスは最小、
を選択する事をここではおすすめしておきます。
解像度は画像では6400×1080となっていますが、FHD×3の場合5760×1080と表示されるはずです。
ゲーム中の仕様
プレイ中
操作可能なシーンでは当然ながら問題無く3画面いっぱいに表示されます。プロローグの車のシーンも周りの横の窓までよく見えて臨場感たっぷりです。
ムービーシーン
デフォルト
ムービーシーンではゲーム内のオプションで設定したウルトラワイドピラーボックスがデフォルトのままだと16:9の表示領域に限定されます。
またプロローグラストの動画シーンではスタッフロールが映るモノクロ演出がありますがここは見切れてしまいます。
最小
最小に設定する事でムービーシーンでも画面いっぱいまで表示されます。
スタッフロールが出る動画は横伸びはしてしまうので完璧とは言えませんが、見切れずには済みます。
まとめ:マシンスペックは要るが楽しめる
というわけでモニターが3枚必要なのは当然ながら、3K以上の解像度で描画する事になるのでPCのスペックはそれなりに高いものが要求される事にはなりますが、4Kとはまた違った体験ができるので興味がある方は試す価値はあるのではないでしょうか。
エンジョイ!
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