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『Space Hulk: Deathwing』レビュー。ク〇ゲーなのか確かめてみた結果

2018年12月1日

Warhammer 40K スペースハルクを題材にした最大4人coop型FPS『Space Hulk: Deathwing』(スペースハルク・デスウィング)。

日本では有名になりきれない感もあるシリーズですが、本作もご多分に漏れずマイナー街道一直線です。

発売から約2年が経ち、過疎っているのは間違いないでしょうが、本当にただのク〇ゲーなのか?返品待ったなしなのか?実際にプレイして確かめてみました。

 

どんなゲーム?

いわゆるLeft 4 Dead系の最大4人coop、探索型FPSです。目的になるミッション内容は割と単純であり、目標地点でコンピュータを調べる、破壊するとかそんなのです。

敵はボスキャラ的なものは存在しませんが、近距離型、遠距離型、ステルス型、自爆型などが同時に襲ってきます。

ラッシュもあり、多角的に攻めてくるため、どんなに注意を払っても全くの無傷のまま進み続けるのはほぼ不可能です。

プレイヤーはクラスや武器を選ぶことができ、それぞれ得意な事が違うため役割分担をする事になります。

マルチプレイでは4人に満たない場合に代わりを務めるAIキャラは登場しないため、人数が足りなくてもその戦力だけで戦うしかありません。途中参加は可能なので途中で人数が増える事はあります。

 

2種類の成長要素

本作には2種類の成長要素があります。1つ目はサーバーに接続してから1ゲーム内に行うレベリングです。敵を倒していくことでレベルがあがり、高度なスキルや武器がアンロックされていきます。

またレベルがあがったタイミングで体力が全快するので、これを生き残る手段に利用する事もできます。1ゲーム終えるとレベルはリセットされます。最初からレベル最大ルールのゲームモードもあります。

レベルがあがると3つのスキルが段階的にアンロックされる。

スキルだけでなく武器も、レベルがあがらないと使用できないものがある。

2つ目は1ゲーム終える毎にプレイしたアカウントが受け取る事ができる経験値です。経験値を溜めるとアカウントのレベルがあがり、その際に貰ったポイントで好きなクラスや装備を強化する事ができます。

こちらはアカウントに紐づけされた永続的なもので、以降常に強化された状態でプレイする事ができます。

ちなみに1ゲーム終える毎というのはミッションをクリアした場合は勿論、全滅して失敗した場合でもある程度の経験値は受け取る事ができます。

当然成功した方がたくさん貰えますが、難易度を高く設定するほどたくさん貰えるようになります。最高難易度では失敗しても貰える経験値は多いです。

失敗しても経験値は貰える。臆せず高難易度に挑戦しよう。

 

役割分担がMMORPG的

クラスによって得意分野が割とはっきりしているため、MMORPGのような分担作業をすると効率的に立ち回る事ができます。MMORPG的に表現させていただくと、大きく分けてタンクとDPSとヒーラーが存在します。

タンクは近接武器と盾を持っていて、接近戦時の非常に高い火力と、随一の頑丈な装甲を併せ持っていますが、遠距離攻撃や、天井に設置されたタレットに対して無力です。パーティの先頭に立ち、中・遠距離戦は味方にサポートしてもらいましょう。

DPSは武器にもよりますが近・中・遠の全ての距離に対応でき、高い火力とある程度の頑丈さを持っています。タンクの一歩後ろやパーティの最後尾に立ち、迫りくる敵を薙ぎ払いましょう。

ヒーラーは自他共にスキルを使用してライフを全快させる事ができます。遠距離での正確な射撃と、そこそこの火力を持ちますが、装甲が非常に薄いので、パーティの真ん中で味方に守られながら回復スキルでサポートしながら戦いましょう。

 

できれば最高難易度でプレイしよう

これは私の個人的な考えですが、このゲームは最高難易度でプレイしてこそ、前述の役割分担の重要性がより浮き彫りになると感じました。

難易度ノーマルでプレイすると、ヒーラーとDPSさえ居れば安泰になってしまいます。レベリングのために周回するにも、緊張感が無いため作業感が増して一気に飽きやすくなると思います。

MMORPG経験者ならわかるかもしれないですが、旬を過ぎて低レベル化したID等に行っても敵から受けるダメージが少ないからタンク不要になるなど、役割分担する必要性が無くなったりしますよね。

最高難易度でプレイすると敵から受けるダメージが飛躍的に増大します。ヒーラーは装甲が非常に薄いため、ノーマルでは自己リジェネの能力も手伝って非常に安定した戦闘ができるクラスですが、最高難易度では単独で下手に動けば敵のひと掻きで即死します。

そうなる事で「守ってもらう」必要性が出てきて、MMORPGにおけるタンクやヒーラーのように立ち位置が明確化されるのです。

そして生き残れるかわからない厳しいミッションになる事で、緊張感が増し、切り抜けた時の安堵感や達成感を生みます。

全滅しても経験値が貰えるというシステムもここで活きてきます。最高難易度では失敗した時に貰える経験値も増えているため、「難しくてクリアできないから成長できない」という事も無いのです。

失敗しながら自分のクラスを成長させていき、より先へ進めるように奮闘する事がこのゲームの醍醐味のように感じました。

 

結果:これはク〇ゲーではない

というわけでセール中にダメ元で買ってみた『Space Hulk: Deathsing』(1500円くらい)。

あくまで個人的な意見ですが、パワードスーツに身を包んだスペースマリーンという設定もあり、FPSの中でも鈍重な動きで好みが分かれそうな上に、ゲームルールは基本的に一種類、現状過疎っているが人数が居ないと厳しいなど、正直越えなければいけないハードルも少なくないですが、頑張って噛めば味が出てきて、芯には光るものを持っていると感じる事ができました。

万人におすすめできる名作とは言えませんが、興味がある人はセール価格でなら購入してみてもいいものだと思います。

 

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