心霊現象の原因を突き止めるマルチプレイ対応、非戦闘型ホラーFPS『Phasmophobia』（ファズモフォビア）。
ホラーが平気な方もそうでない方も協力してわいわい楽しむのが醍醐味な本作ですが、当然ゲーム中は基本全て夜。
暗すぎて移動もままならない事もあり、そこにストレスを感じてしまう方もいらっしゃると思います。（私は見えなさすぎるのはストレスです）
というわけでゲーム内設定だけでは痒い所に手が届かないファズモフォビアの明るさをなんとかしていきましょう。
もくじ
ファズモの明るさ調整
明るさ調整
まず誰でも調整したくなるのはゲーム内のビデオ設定にある明るさ調整つまみでしょう。
トレーニングで車を出てすぐ左を向いたところ。デフォルトはかなり暗い。
デフォルトではここが抑え目になっているのでMAXの4.0まで持っていくとなかなかの明るさになる事が確認できます。
4.0ならそこそこは見えるようになる。
暗順応
更に庵順応という設定をオンにしてみる事をおすすめします。
クロスヘアのカラー調整
クロスヘアに関してはアップデートでカラー変更が可能になりました。
赤などのあまりゲーム内の背景に無いカラーに調整する事でクロスヘアが見えなくなる問題を回避しましょう。
疑似HDRをオン
お使いのモニターがHDR対応機種の場合にはWindows上でHDRをオン（Windowsキー+Alt+B）にした上でWindows11の機能で自動HDRをオンにする事で見え方が改善する可能性もあります。HDRオフ状態と見比べて試してみましょう。
環境によっては白飛びが発生
しかしここで問題になるのが元々白い紙や壁。
暗い部分に合わせて明るくすればするほど白飛びしてしまい、紙に書かれた字などは読みにくくなってしまいます。
そして更に問題なのがこのゲームのcross hair（照準の目印）。
元からあまり存在感の無い小さく白い輪っかなので、白いものを中心に見据えた時に背景に溶け込んでしまいます。※現在はアップデートでクロスヘアの色が変更できるようになり、この問題はある程度解決されています。
ほぼ見えなくなってしまうクロスヘア。
このゲームでは狙って射撃という概念はありませんが、物を掴む為には正確に照準を合わせる必要があるので明るくし過ぎるとプレイに支障をきたしてしまいます。
NVIDIA Freestyle
そこでおすすめしたいのがNVIDIAのGeforce製GPUを使用していれば誰でも使える機能、
「NVIDIA Freestyle」です。
注意ポイント
この機能を使う為にはGeForceドライバ、およびGeForce Experienceがインストールされている必要があります。
ファズモフォビアのゲーム起動中にALT+F3を押すと左側にNVIDIA Freestyleのオーバーレイが出てきます。
スタイルのところにある数字３つ分だけ画質調整したプロファイルが保存できます。
ここでは１をクリックしましょう。
フィルタの追加というボタンが出現するのでその中から「露出/コントラスト」を選択します。
ここで更に出てきた項目のつまみを調整すると画面の明るさや色味がその都度変わります。暗い景色を見ながら色々調整してみましょう。
露出をあげるとゲーム内の明るさ調整に近い効果が得られますが、同じく白いものが白飛びします。
個人的なおすすめはシャドウを-100%に下げる事。
こちらは暗い景色は見えやすくなる上に、白飛びも防ぐ事ができます。
設定がいい感じに出来たら一番下にある完了をクリックしてNVIDIA Freestyleを閉じましょう。
景色がはっきり認識できるようになった。
思わぬクロスヘアへの副作用
先ほども説明した通りこのゲームのクロスヘア（照準）は小さいし色が白だけなので、白い背景に溶け込んでしまって元々見難いものです。しかしここでちょっとした裏技も発見しました。
NVIDIA Freestyleのオーバーレイ表示はAlt+Tabでアクティブウィンドウをゲーム以外に切り替えた時にも自動で閉じられるのですが、この方法で閉じてゲームに戻ると何故かWindowsのマウスカーソルがファズモフォビアのクロスヘアに被さった形で映り、見失いにくくなるという不思議な現象が現れます。
照準に被さるマウスカーソル。これは助かる。
これがあれば多少の白い背景や白飛び問題もへっちゃらになる事請け合いです。いいね。
AMD Software Adrenalin Edition
AMD製のビデオカードRADEONを使用している場合は当然Nvidiaの独自機能は使えないのでコチラ。
注意ポイント
この機能を使う為にはRADEONドライバ、およびAMD Software Adrenalin Editionがインストールされている必要があります。
Phasmophobiaを起動中にALT+Rキーを押すとオーバーレイでAMD Softwareが起動します。
一番上のゲームタブを選択するとPhasmophobia用の設定画面が出てきます。
ここを弄る事で本ゲーム起動中のみのカスタム設定を登録しておく事ができます。
下に少しスクロールするとカスタムカラーという項目があるのでクリックしてONに切り替えます。
色温度の制御もONの状態で数値をこんな感じに上げると明るくなります。
更に数値を増やせばより明るくはなりますが自然な色味からは遠ざかっていく感じになります。モニター環境やお好みにもよると思われるので自分なりに数値を色々弄ってみましょう。
エンジョイ！
というわけで明るさのみならず（GeForceの場合）クロスヘアまで見た目が変わるのは若干チートめいた状態ではありますが、このゲームはPvPではないのでまあ良いのではないでしょうか。
そもそもそれを言い出すと明るくして見やすくなること自体もどうなのかという話にはなってしまいますしね。
むしろマルチプレイで遊ぶ仲間にもこの設定を共有して、物理的なストレスを排除しゲーム内容そのものを楽しむのがよろしいのではないかと個人的には思います。
それでは今日も心霊現象の正体を探りに行くとしましょう。
エンジョイ！
