『ドラゴンボール Sparking! ZERO』(スパーキングゼロ)の世界を『Universal Unreal Engine 5 Unlocker』(以下UUU)で遊泳しよう!
おま国対応も解除されて国内でも安心して購入が可能になったPC版ドラゴンボール作品ですが、こちらスパキンゼロは以外にもアンリアルエンジン5製のタイトルになっています。そしてUE5ならばサブスク限定ながらもタイトルを問わず使えると思われるフリーカメラツールが存在します。
そんなわけで今回はこのタイトルでUUUによるフリーカメラ潜りを試みます。
導入やダウンロードは自己責任でお願いします。
もくじ
Steamストアよりお得?Amazonコード版
Amazonではゲーム機用ソフトだけでなくSteam版のオンラインコードも販売しています。
価格的には基本同じですがAmazonで購入した場合には通常の買い物同様にポイントが付くので若干お得と捉える事ができます。
ただしセール中は価格差が生まれる事もあります。両方貼っておくのでチェックしてみましょう。
購入後はダウンロードではなく登録したメールアドレスにオンラインコードが届く形式です。
受取ったコードをコピーしてSteamランチャーの上部のメニューから
「ゲーム>Steamで製品を有効化する…」を選んで貼り付ければライブラリへの登録が完了します。
UUU
Universal Unreal Engine 4 Unlocker
元々はアンリアルエンジン4製のタイトルをフリーカメラ化できるツールとして公開されたUniversal Unreal Engine 4 Unlocker(以下:UUU)。
ツールの製作者であるOtis_Inf氏は既にアンリアルエンジン5版をリリース済みです。
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『Universal Unreal Engine 4 Unlocker』PCゲーム用カメラツール
続きを見る
UE5版をダウンロードしよう
Unreal Engine 5版に関してはUE4用に開発されたUUUでは動作しません。
UUUの製作者であるOtis_Inf氏が開発済みのUE5用UUUを別途ダウンロードする必要があります。
ただしPatreonのサブスク支援者限定配布となっているので使いたい場合は6$/月からの支援に参加しましょう。
以下に紹介するリンクは海外サイトです。
リンク先への移動、支払い、ツールのダウンロード、導入は自己責任でお願いします。
サブスク支援に関してはこちらの記事で紹介済みです。
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【フリーカメラ】製作者を支援して最新版をダウンロードしよう【UUU】
続きを見る
上記Patreon内Otis_Inf氏のページでUniversal Unreal Engine 5 Unlocker (UUU) v5xx RTMの記事を探しましょう。
UUU_v5xx.zipをクリックして任意の場所にダウンロード、解凍しましょう。
今回スパキンゼロでの動作を確認したバージョンはv532です。それより古いバージョンでの動作は確認していません。
※ダウンロード可能なバージョンは時期により異なっている可能性があります。
管理者として実行
ダウンロードしたUUU_v5xx.zipを解凍して適当なフォルダに展開しましょう。
UUUが他のプログラムに干渉する為にはUUUを「管理者として実行」する必要があります。
IGCSClient.exeを右クリックしてプロパティを開き、互換性タブから「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れて適用しましょう。
適用できたらIGCSClient.exeを実行します。
UUUのウィンドウを開いた状態でスパキンゼロを起動します。
スパキンゼロを起動した状態でUUUのGame process to inject into部分のSelect...(画像①)をクリックしましょう。
実行中のプログラムが並ぶのでスパキンゼロのそれを選択してSelectを押しましょう。
あとはInject DLL(画像②)をクリックするとスパキンゼロにUUUが読み込まれます。
ウルトラワイド化
これは21:9などのウルトラワイドモニターを使用している場合の話です。
興味が無い場合は読み飛ばしてください。
UUUの読み込みに成功すると自動的にウルトラワイドモニターにアスペクト比がフィットしてくれます。(ゲーム中の画面設定はボーダレスウィンドウ)
フリーカメラの出番が無くとも21:9やそれ以上のウルトラワイドモニターをお使いの方はこちらの目的だけでも導入する価値があるでしょう。
CUSTOM FOV AND ULTRAWIDE MOD
ウルトラワイド化に関しては専用のMODも公開されています。
それのみが目的の場合UUUをいちいち読み込む面倒さもあるのでそういうかたにはこちら。
ULTRAWIDE MODをダウンロードして解凍するとSparkingZEROフォルダが展開されます。
Steamのライブラリからスパキンゼロを右クリックしてローカルファイルを閲覧からインストールフォルダ
\SteamLibrary\steamapps\common\Dragon Ball Sparking ZERO
にアクセスすると同じくSparkingZEROフォルダがあるはずなのでそこにコピーして上書きしましょう。
操作と挙動
Insertキーでフリーカメラモード
Insertキーを押せばフリーカメラモードに入る事ができます。
フリーカメラモードがONになった後はキーボードならばテンキーや十字キーで移動、マウスでカメラの回転ができますが、ゲームパッドによる操作も便利です。
FPSのゴーストモードのような操作だと捉えて下さい。
DeleteキーでHUD消去
Deleteキーを押せばHUDを消す事が可能ですが、バトル中のゲージや字幕など消えてくれないものもありました。
バトル中のゲージに関してはゲーム内のメニューからも非表示が可能なのでそちらを併用しましょう。
テンキー0で時間停止
テンキーの0を押すとゲーム内の時間が停止します。
特定の瞬間を撮影したい場合に便利です。
その他気になる操作は
上記3つを押さえておけば後は直感的に操作出来ると思いますが、操作方法の確認や変更を行いたい場合はUUUウィンドウ中のKey bindingsとGamepad button bindingsタブでキーボードとゲームパッドのキーバインドをそれぞれ確認する事ができます。
UE製ゲームはVR化も可能
アンリアルエンジン製のゲームにはVR化を可能にする汎用ツールUnrealEngineVRInjecter(UEVR)というものも存在します。
これに関してはVRゲームクエスト様で取り上げられているので興味がある方はそちらをご参照ください。
まとめ:ほぼ快適
というわけでUUUのスパキンゼロにおける使い勝手は、HUDの消去に関しては不完全ではあったもののゲーム内設定でフォローが可能。標準で非対応だったウルトラワイド化もついでにできるという嬉しい副作用もついてきました。
UE5用なのでお布施必須のツールにはなりますが、DB世界を好きな角度から満喫してみたい方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
スパーキング!
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