『Street Fighter V』(ストリートファイター5)のルシア攻略メモです。Vトリガー編。
ルシアのVトリガー2種はゲージ本数もタイプも異なるものですが、立ち回りよりは火力を伸ばす事に貢献しやすいという意味で方向性は似ているとも言えます。
どちらも特定のキャラ相手に通用しにくいといった欠点は少ないので、どちらか一方に絞ってルシア練度を高めていきましょう。
2022年3月のアップデート反映しました。
Vトリガー1
バーニングファイト
発生 | 1F |
硬直 | 8F |
発動は攻撃判定を持たないVトリガー。こちらは3本タイプです。
カンニング狙いの生発動もできなくはないですが同タイプのトリガーとしては硬直時間は少しながい部類なので、どちらかといえば通常技のヒットorガードからの連携に絡める発動を主軸に考えるのが良いでしょう。
良い点
・強化型なので直感的に扱いやすい
・3ゲージ&消費型ならではの高火力
悪い点
・必殺技を出す=ゲージ消費なので上手く運用できないとリターンをとれずにVT時間終了になりかねない
基本性能
このVトリガーの強化は少々複雑な要素を含んでいます。
どこで強化が発揮されてVゲージを消費するのかをしっかり把握しておきましょう。
発動中は一部を除きほとんどの必殺技とVスキルが強化されます。Vゲージと引き換えに出る強化版はフレーム的にEX版が出ていると考えて差し支えがないものになっています。但し威力はEX版よりも更に高くなっています。
対応する必殺技はざっくり言えば蹴り技全般で、
・(EX)トルネードスピナー【236+P>K】
・(EX)サイクロンスピナー【236+P>中P+中K】(VS1)
・(EX)ナビングニードル【236+P>中P+中K】(VS2)
・(ファイアクラッカー>)フリッパーシュート【236+K>K】
・ハリケーンスピナー【623+K】
・ファイアスピナー【214+K】
の6種類になります。
これらを使用する事でVゲージを消費しつつ強化版が出ます。
またVスキルの単体使用ではゲージを消費しませんが炎を纏って威力アップ(+10)の恩恵のみを受ける事ができます。
ファイアクラッカーは弾の準備動作だけで性能は変わらずこの時点ではゲージを消費しません。
各強度のフリッパーシュートへ派生した時点で初めてゲージが消費されます。
強化版に置き換わるので直接蹴り技を放つ必殺技ではEX版が使えなくなりますが、ガンスモーク【236+P】自体は強化の適用外なのでEX版を出す事ができます。EX+V強化版を出す事で更に威力がアップするという仕様になっています。
通常技から
通常技 | VTCガード | VTCヒット |
立ち弱P | +1F | +3F |
立ち中P | +6F | +10F |
立ち強P | +12F | +16F |
立ち弱K | +3F | +5F |
立ち中K | +7F | +12F |
立ち強K | +11F | +17F |
しゃがみ弱P | +1F | +2F |
しゃがみ中P | +7F | +9F |
しゃがみ強P | +13F | +16F |
しゃがみ弱K | ±0F | +2F |
しゃがみ中K | +5F | +8F |
しゃがみ強K | +3F | ダウン |
弱攻撃と大足以外は大きめの有利がとれるものが多いので中攻撃以上からのキャンセルは割とどこからでもOKという感じになっています。
ヒット時は中足などで追撃してコンボに繋いでいきましょう。
Vスキル1から
発生 | 8F |
全体 | 33F |
ガード硬直差 | -4F |
ヒット硬直差 | +2F |
VTCガード | +1F/+14F |
VTCヒット | +6F/+20F |
アップデートで3段目と4段目からキャンセル可能になりました。
4段目からキャンセルすると有利フレームが大幅に増えるので発動する際は必ず4段目からにしましょう。
発動例
サイクロンスピナー>VT発動
アップデートでEX版のみならず通常版でもVT発動キャンセルが可能になりました。
中遠距離から突進>VT発動で無理矢理触りに行く手段として便利です。
TC>VT発動
こちらは近距離戦で早いコパン(4F)始動でルシアのターンを継続するパターン。
CAゲージがマックスならガード時VT発動、ヒット時CA〆と分岐させるという手もあります。
通常技>VS1>VT発動>しゃがみ中K>(V)ファイアスピナー>VS1
通常技部分はVS1選択時はしゃがみ小Pからでも繋がります。
挟まない場合(VS2選択時)では中攻撃以上から繋ぎましょう。
VT発動コンボは大きな補正がかかるのでコスパを考えて消費をファイアスピナーの1回に留めるコンボになっています。
通常技>VS1>VT発動>しゃがみ中K>(V)ファイアスピナー>(V)強フリッパーシュート>(EX)(V)トルネードスピナー
上記の発動コンからVゲージをふんだんに使用するパターンはこちら。
倒しきりや投げ圏内への追い込みなど発動と同時にゲージを沢山支払ってでもなるべく相手の体力を奪いたい場合に。
Vトリガー2
ウェポンフリー
発生 | 1F |
硬直 | 8F |
1と同様発動は攻撃判定を持たないVトリガー。こちらは2本タイプです。
硬直フレームも同様なのでカンニングよりは通常技やVスキルからのキャンセル派生が望ましいでしょうか。
良い点
・Vキャンセルのみ可能な通常技のリターン増加
・きっちり当てれば2本なのに十分な高火力
悪い点
・発動キャンセルの幅がVT1より少しだけ狭い
Vスキル1から発動できる点についてはVT1と同様です。
基本性能
発動すると腰にトンファーを携えます。
発動後に再びトリガーボタン(強P+強K)を押す事でトンファーで殴る専用技が出せます。
Vキャンセルが可能な通常技=トンファー派生が可能なので平常時よりも大きなリターンが見込める技が出てきます。
立ち中Kは普段単発で終わる技だがVT2中はトンファー派生でダメージを伸ばせる。
タクティカルウェポン
発生 | 16F |
全体 | 40F |
ガード硬直差 | -2F |
ヒット硬直差 | ダウン |
発動中にトンファーを振るう専用技です。
VTキャンセルができるほとんどの通常技とVスキル1の3段目からキャンセルが可能。
ヒット時のみ2段目に派生してダウンを奪います。
更にコレ自体が必殺技でキャンセル可能なので必殺キャンセル必殺のような感覚でダメージを重ねる事が出来ます。コレ自体もガードで確定反撃が無いので誤爆してもリスクは少なくなっています。
安全大足
ルシアの大足は少し前進する事もあってリーチ面で頼もしく、さし返しに使いやすい強力な技です。
ガードされた場合はVT発動で隙を無くせますが、トンファーを使えば更に複数回隙を低減する事が可能です。
大足がヒットした場合だけトンファーを出さないのが理想ではありますが、出しきりでも相手その場受け身時+3Fなので起き攻め、後ろ受け身をされると距離は空きますが+8Fなので有利のまま追い込んでいけます。
コンボ例
通常技>VS1>VT発動>しゃがみ中K>VS1>タクティカルウェポン>強ファイアスピナー>強ハリケーンスピナーorCA
VT発動にトンファーを絡めてCAゲージを使わずにダメージを伸ばす、またはCA〆に繋げるコンボ。
発動後も上記レシピのVT発動より前をすっとばすだけで後半の流れはそのまま使えます。
通常技>VS1>タクティカルウェポン>EX中フリッパーシュート>(EX)トルネードスピナー
EXを1回以上盛り込むパターン。ゲージを使うとはいえ爆発力のあるルシアの火力と画面端への運び能力を発揮する主力級のコンボといえるでしょう。
完全な画面端でスタートするとEXフリッパーが空ぶるので注意しましょう。
おすすめはどっち?
トリガー1は弾と竜巻で崩したい
アップデートで発生が早くなったファイアスピナーと性能据え置きですがワンバウンドするため画面に長く残りやすいフリッパーシュート。
火力だけでなくこの2つを主軸に平常時よりも相手を崩しやすくなる事がトリガー1の最大のメリットと言えるでしょう。
特にファイアスピナーは相手の足払いや投げ抜けを刈り取るシミ―技として機能するので、シミ―行動をとれる中級者以上にとっては高いリターンを期待できるものだと思います。
トリガー2はなんでも派生技
トリガー2は立ち回りへの直接の恩恵はないものの、ルシアの強い大足に保険をかけられる事で得られる安定感とヒット確認から出していけるコンボ火力の底上げなど、2本トリガーとしては十分なメリットを有していると言えるでしょう。
また初心者目線で考えてもガードで確定反撃も無いので安心して振っていける性能になっています。
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おまけ其の4:帽子は体の一部です
ルシアはデフォルトコスチュームで帽子を着用しています。
そしてモーションもかぶっている前提で作られているため、例えば「ファイナルファイトタフ」の服装を再現したノスタルジックコスチュームでもショートヘア(と腹筋と脚)と引き換えにエアー帽子直しを披露してしまいます。
おかしいといえばおかしいのですが、露出度の高さと脱衣対応で更に火力をアップさせて目線を下へ下へと向かわせていきましょう。