『Street Fighter V』(ストリートファイター5)ルシアの必殺技解説。
ファイナルファイトタフから参戦した関西なまりの金髪娘なルシアさんは足技が得意で炎を放ち、変則的ではありますが弾と昇竜対空、そして突進技を併せ持つ女体化ケンとも評されるキャラ性能になっています。
追加入力型の技があるため扱いは少々難しいですが、スト5界屈指の可愛さ(?)をモチベーションに変えて戦い抜きましょう。
ちなみにルシアの声優は立花理香さんです。
2022年3月のアップデート反映しました。
もくじ
必殺技
ガンスモーク【236+P】
全体 | 40F |
前ダッシュする派生型の移動技です。これのみでは攻撃判定はありません。
14F目から派生可能になるので最速で出せば14F+派生技の発生フレームという事になります。
※以下、派生が通常技キャンセルで繋がるかどうかは通常ヒット、非カウンター時を基準に語っています。
ラフチェイス【236+P>P】
発生 | 7F |
全体 | 30F |
ガード硬直差 | -6F |
ヒット硬直差 | +3F |
タックルで突っ込むP派生。
発生に比較的時間がかかるので立ちorしゃがみ強Pからのみ繋がり、中攻撃からは間に合いません。
(カウンターヒットなら中Pからでも繋がります)
密着ヒットで+3Fがとれてルシアの最速3F技であるしゃがみ弱Pが届く距離になるのでそのままコンボへ繋いでいきましょう。
コンボ例1:立ち中P>しゃがみ強P>コレ>しゃがみ弱P>中ハリケーンスピナー
コンボ例2:立ち中P>しゃがみ強P>コレ>しゃがみ弱P>TC>CA
アップデートでVT1キャンセルが可能になりました。
コンボはハリケーン〆よりTCへ繋いだ方が高くなっています。
発生 | 7F |
全体 | 36F |
ガード硬直差 | -8F |
ヒット硬直差 | ダウン |
VTCガード | +12F |
VTCヒット | ダウン |
モーションも変わり膝崩れの特殊ダウンを奪えるEXタックル。
ガード時のマイナスはむしろ増えてしまいますがVTキャンセルに繋いで攻め継続をする事はできます。
追撃をする前提のパーツになっているので主にゲージ使用コンボの中継点として機能させましょう。
コンボ例1:立ち中P>しゃがみ中K>コレ>トルネードスピナー
コンボ例2:立ち中P>しゃがみ中K>コレ>強ファイアスピナー>中ハリケーンスピナー(画面端)
コンボ例3:立ち中P>しゃがみ中K>コレ>EXファイアクラッカー強派生>トルネードスピナー
アップデートでVT2発動、タクティカルウェポン(トンファー)でのキャンセルが可能になりました。
トルネードスピナー【236+P>K】
発生 | 4F |
全体 | 44F |
ガード硬直差 | -35F |
ヒット硬直差 | ダウン |
直接ダウンを奪えるジャンプ2段蹴り。
通常技から直接繋げる場合ラフチェイスよりコンボ完走時の総ダメージで劣るものの発生が早く中Pや中足などからも間に合うのがメリットになります。
ただしミスした場合の隙はとても大きくなっています。
コンボ例:立ち中P>しゃがみ中K>コレ
発生 | 4F |
全体 | 39F |
ガード硬直差 | -30F |
ヒット硬直差 | ダウン |
ヒットすると3段目が追加されるEX版。
発生は変わらないので使い勝手は通常版と同じです。運搬量はかなり増加するので相手を画面端に持っていきたい場合に。
サイクロンスピナー【236+P>中P+中K(VS1)】
発生 | 5F |
全体 | 32F |
ガード硬直差 | -8F |
ヒット硬直差 | ダウン |
ガンスモーク中は選択したVSによってそれぞれ別の技に派生します。こちらはVS1派生。
発生がトルネードスピナー(K派生)より僅かに遅く中Pからは繋がりますが中足からは間に合いません。
ここで止めれば他派生よりダメージは劣りますが、Vゲージが増やせるのとキャンセルCA〆へ繋げられるのが大きなメリットになっています。
コンボ例:立ち中P>しゃがみ中P>コレ>CA
アップデートでVT1キャンセルが可能になりました。
発生 | 5F |
全体 | 28F |
ガード硬直差 | -6F |
ヒット硬直差 | ダウン |
VTCガード | +3F |
VTCヒット | +10F |
EX版はヒット時に3段目の裏拳が追加されます。
奇襲やVT発動コンボの足掛かりに。
アップデートでVT2発動やトンファーでのキャンセルが可能になりました。
ナビングニードル【236+P>中P+中K(VS2)】
発生 | 11F |
全体 | 35F |
ガード硬直差 | -2F |
ヒット硬直差 | +2F |
VS2版の派生はこちら。
ガードされた場合に不利ではありますが確定反撃が無いのでコンボ前提な使い方が基本のガンスモーク中でも数少ない立ち回りでも使える選択肢と言えるでしょう。
発生は遅めなので立ちorしゃがみ強Pからのみ繋がります。
ヒット時は密着で+2Fなので投げ重ねを主軸にした攻め継続を狙っていきましょう。
アップデートでガードバックの縮小、空中ヒット時の吹き飛び時間と距離が調整されました。
空中の相手にヒットさせた場合はハリケーンスピナーやトルネードスピナー、EXファイアスピナー>トルネードスピナーなどで拾いなおして高い空中コンボに持っていけます。
弾抜け性能
一応VS2のコンセプトの延長として一般的な飛び道具であれば飛び越えて攻撃を当てる事も可能になっています。遠距離戦で露骨な弾撃ちモードに入る相手には選択肢に入れても良いかもしれません。
ブレーキング【236+P>4】
全体 | 12F |
その名の通り急停止するガンスモークの派生。
通常技からキャンセル連携で出す場合はどの技からでも密着で不利な事を念頭に置く必要があります。特に中Pや中足などからは大きな隙を晒すので注意。
立ち強Pからで-4F、しゃがみ強Pからで-3Fなので出すならそちらからにしましょう。
現実的にはブレーキングを相手が見てから隙間なく対応するのはほぼ出来ないであろうというところで不利フレームをごまかして攻め継続していくのが常套手段になるでしょう。
ファイアクラッカー【236+K】
発生 | 12F |
全体 | 37F |
ガード硬直差 | -4F |
ヒット硬直差 | ±0F |
ルシアの変則的な飛び道具の始動技。これ自体に強弱の差はありません。
弾判定の攻撃なのでタイミングさえ合えば相手の弾と相殺する事もできます。また相殺したとしても追加入力の弾が無くなったりはしないのでコレと発射で実質2回分の攻撃と弾相殺チャンスが存在します。
コンボ例1:立ち中P>しゃがみ強P>中or強コレ>CA
コンボ例2:ジャンプ強K>立ち強P>弱コレ>しゃがみ中K>トルネードスピナー
発生 | 12F |
全体 | 37F |
ガード硬直差 | -4F |
ヒット硬直差 | ±0F |
他キャラのEX弾と同様2ヒットになりますがこの準備段階の攻撃判定は1ヒットのまま、ダメージは少し伸びていますがフレームは通常版と同様です。
フリッパーシュート【236+K>K】
前述のファイアクラッカーから派生する飛び道具。
強度で軌道が大きく変化するので上手く使い分けてどの軌道で飛ばすか読まれないようにしていきましょう。
弱
発生 | 9F |
全体 | 38F |
ガード硬直差 | -5F |
ヒット硬直差 | +1F |
VTCガード | +7F |
VTCヒット | +13F |
目の前に打ち上げるキャッチャーフライ玉。
滞空時間は長いですが射程距離は短くなります。
弾が画面に残っている間に硬直が解けるのである程度ですが設置技として弾とルシアの連携攻撃が可能です。
中
発生 | 12F |
全体 | 40F |
ガード硬直差 | -4F |
ヒット硬直差 | +2F |
VTCガード | +8F |
VTCヒット | +14F |
やや放物線を描いて一番遠くまで飛びますが相手は端同士の遠距離でない限りしゃがんでくぐる事が可能。
近距離ガード時のマイナスはややあるものの、一般的な飛び道具(隆の波動拳で-6F)と比べればマシな部類です。
強
発生 | 12F |
全体 | 40F |
ガード硬直差 | -4F |
ヒット硬直差 | +2F |
VTCガード | +8F |
VTCヒット | +14F |
斜め下方向に飛ばす勢いよく飛ばす強版。
しゃがまれても当たる代わりに端まで届かなくなります。
一般的な波動拳の弾道より下を飛んでいくので撃ち合い時に波動を抜けて足元にヒットさせやすくなっています。
弱
発生 | 9F |
全体 | 38F |
ガード硬直差 | +2F |
ヒット硬直差 | +7F |
VTCガード | +14F |
VTCヒット | +19F |
軌道は同じですが2ヒットになり弾がワンバウンドするようになります。より長く画面に残るので相手の行動を更に制限しやすくなります。
中
発生 | 12F |
全体 | 40F |
ガード硬直差 | +3F |
ヒット硬直差 | +4F |
VTCガード | +15F |
VTCヒット | +16F |
こちらも一応ワンバンしますがほぼ画面端で起こる事なのでバウンドを利用できる状況は少ないでしょう。
強
発生 | 12F |
全体 | 40F |
ガード硬直差 | +3F |
ヒット硬直差 | +4F |
VTCガード | +15F |
VTCヒット | +16F |
通常版では画面端同士で届かない強ですがバウンドのおかげで一応届くようになります。ただし到達にかかる時間は遅め。
弱弾からファイアスピナー【214+K】
弱で打ち上げた弾をファイアスピナー【214+K】で蹴る事で弾道を変化させる事ができます。
多くのフレームを要するのである程度距離をとってのお見合い状態などに。
ハリケーンスピナー【623+K】
弱 | 中 | 強 | |
発生 | 7F | 9F | 13F |
全体 | 53F | 56F | 69F |
ガード硬直差 | -38F | -41F | -48F |
ヒット硬直差 | ダウン | ダウン | ダウン |
いわゆる昇竜拳(脚)です。
本家・昇竜拳と比べると発生はかなり遅めですが、各種無敵属性はあるのでしっかり対空できるようにしたいところです。
弱
1F~9Fまで対空無敵
一番発生が早いですが前には伸びません。硬直ぎりぎりで対空を間に合わせたい場合など。
中
1F~12Fまで対空無敵
7F~12Fまで飛び道具無敵
こちらも対空向け。ダメージと前への伸びが上回るので弱と使い分けましょう。
アップデートで着地硬直が2F少なくなりました。
強
1F~16Fまで対空無敵
11F~16Fまで飛び道具無敵
1F目から対空無敵がついていますがここまで発生が遅いと相手の着地が間に合う可能性も増大してきます。
弾抜けとしては飛び道具無敵がつくまでが遅いので先読みが必要なものの、大きく前に伸びるのでそれなりに距離があっても当てやすくなっています。
後ろ側に判定あり
本家には無いメリットとして竜巻旋風脚のように後ろ側にも判定が出るので、めくり跳びをされた場合に振り向き昇竜にならなくとも落としうる性能になっています。
後ろ側の判定は発生が遅いので対空無敵がきれていて相打ちになる事もありますが、空中やられになるので空振り時のような大きな痛手は負いにくくなっています。
ただし相手の着地ガードが間に合ってしまう可能性もあるため過信は禁物です。
発生 | 7F |
全体 | 67F |
ガード硬直差 | -46F |
ヒット硬直差 | ダウン |
1F~10Fまで完全無敵
発生は弱と同じで完全無敵が付くEX版。
前進量も弱とほぼ同じでほとんどその場で回る感じになっています。
無敵を利用しての起き攻め拒否やダメージと信頼度高めの対空などに。
ファイアスピナー【214+K】
弱 | 中 | 強 | |
発生 | 15F | 18F | 21F |
全体 | 46F | 51F | 51F |
ガード硬直差 | -4F | -4F | -4F |
ヒット硬直差 | +2F | ダウン | ダウン |
単発型の竜巻というところでしょうか。
離陸して投げられ判定が消えるのでシミ―行動として使えなくもないです。
強度で発生が遅くなっていくのと引き換えにヒット時の状況が良くなっていきます。
強は画面端ならば追撃が届くのでコンボに組み込みましょう。
ガード時は-4Fなのでリーチのある4F技を持つ相手には迂闊に振らないようにしましょう。
コンボ例1:立ち中P>しゃがみ強P>強コレ>ファイアクラッカー中or強派生>CA(画面端)
コンボ例2:立ち中P>しゃがみ強P>強コレ>EXファイアクラッカー中or強派生>(EX)トルネードスピナー(画面端)
アップデートで弱ヒットで有利、中以上でダウンを奪うようになりました。
弱はカウンターヒットで+4Fという事になり、近ければTCなどに繋げる事も可能になっています。
発生 | 13F |
全体 | 38F |
ガード硬直差 | -2F |
ヒット硬直差 | ダウン |
ガードで確定反撃が無くなるのがメリットなEX版。
発生は弱ほどではないですがそこそこ早くなるので中足からも繋がります。
強トルネードスピナーで追撃可能ですが画面中央で先端当てだと届かない点だけ注意しましょう。
画面端では強でファイアクラッカーが繋がるのにこっちだと間に合いません。
コンボ例1:しゃがみ中K>コレ>強ハリケーンスピナー
コンボ例2:しゃがみ中K>コレ>EXトルネードスピナー
アップデートで発生が4F早くなりました。通常版の弱よりも早くなり、中足からの確認コンボもしやすくなったと言えそうです。
その他
Vリバーサル【ガード中に6+PPP】
ハンマーナックル
発生 | 17F |
全体 | 42F |
ガード硬直差 | -2F |
ヒット硬直差 | ダウン |
1F~26Fまで打撃と飛び道具無敵
蹴り技主体のルシアさんですがVリバは両拳を振り抜く手技です。
ダウンを奪えるタイプなので使い勝手は良いと思います。
Vシフト【中K+強P】
発生 | 1F |
全体 | 31F |
1F~16Fまで投げ無敵
1F~9Fまで打撃と飛び道具回避判定
「ほいにゃ!」の掛け声が人気(?)のルシアのVシフト。
トレモステージ地面にある白線基準で1.2マスほど後退します。リュウが1.0なので後退量を大きめと言えます。
ドリフトアッパー【中K+強Pボタンホールド】
発生 | 8F |
全体 | 33F |
ガード硬直差 | -2F |
ヒット硬直差 | ダウン |
1F~10Fまで完全無敵
Vリバとは逆に下から両拳を突き上げるシフトブレイク。
見た目よりはリーチもあります。
クリティカルアーツ
ハードヒットニー【214214+K】
発生 | 8F |
全体 | 77F |
ガード硬直差 | -32F |
ヒット硬直差 | ダウン |
1F~14Fまで完全無敵
ルシアのCAは跳び膝から回し蹴りへ繋ぐ3段技を放ちヒットすればロックして演出に入るタイプです。
入力方向が多くのキャラと違い竜巻2回になっているので昇竜コマンドなどからの誤爆をしにくいというメリットがあります。
3段目まで含めれば射程は長いと言えなくも無いですが初段の膝以外は発生も遅く無敵もきれているのであくまで初段を当てる前提で考えましょう。
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おまけ其の1:タフな彼女は警察官
ルシアさんはファイナルファイトシリーズのスーファミオリジナル版「ファイナルファイトタフ」に登場したヒロイン的プレイアブルキャラクターの一人です。
身長は172cmあります。スレンダーな見た目も納得ですね。
日本語音声では関西なまりですが英語音声ではブルックリンなまりだそうです。
腕の立つメトロシティの警察官という事ですが、そもそもメトロシティというのは治安の極めて不安定なスラム街という設定なのでそこでやっていくには生半可な腕っぷしでは務まらない事でしょう。
ちなみにスピナーと名の付くものを始めとした蹴り技のほとんどはタフで使っていた技のいわば原作再現技になっています。当時遊んでいた人にとっては懐かしくなる仕上がりと言えるのではないでしょうか。