「ストリートファイター6」のドライブシステムの1つ、ドライブラッシュ。
出し方が状況によって二通りあったり、出すのが難しかったりと他のドライブシステムより扱いの難しいものになっています。
ダッシュとの違いや出すための入力方法をおさらいしてみましょう。
もくじ
ドライブラッシュとは
ドライブラッシュは相手に向かって駆け寄りながら各種攻撃に派生できる強力な前方ダッシュです。発動にはフリーの状態からならば1本・通常技をキャンセルして出す場合には3本のドライブゲージが必要です。
前方向に2回入力する事で出せる前方ステップとは違い、移動距離の調整や技への派生など自由度が高いのが最大の特徴です。
入力方法
ドライブラッシュは自由に動ける状態か硬直中、または硬直明けかで入力方法が何種類かあります。
入力表記は右向き時のものです。
「ドライブパリィから➡➡」
フリー状態から出すのに最も簡単な入力方法。
ただし出す前に一瞬パリィの硬直が入るのと、その一瞬のパリィ維持コストが余計にかかってしまいます。これを避ける為には次に紹介する入力法を使う必要があります。
「➡➡パリィ」または「➡パリィ➡」
フリー状態から出す高難度版。
一度N➡を入力してから次のN➡で前方ステップが成立してしまうまでの間にパリィボタンを押すと出す事ができます。
前述のパリィから➡➡と違ってパリィの硬直が挟まらないのと、パリィ分のコストを支払わずピッタリ1本で済むメリットが大きいため、出せるならば基本的にはなるべくこっちを使いたいです。
硬直終わりに「パリィホールドしながら➡➡」
なんらかの技を出して硬直が終わった後すぐに出す場合の入力方法。
硬直中にパリィボタンをホールドしたまま➡➡を連打すればOKです。
フリー状態で言うところのパリィを出さずにラッシュする高難度版ですが、なにかの硬直が解ける瞬間ならばこの入力で比較的簡単に出す事が可能です。
通常技から「➡➡」
キャンセル可能な通常技から派生するパターン。
この場合はパリィボタンを押す必要がありません。ただしドライブゲージを3本消費します。
キャンセルする通常技がヒットしていればそのままコンボにも繋げられ、ガードされていても固めから中下段や投げなどの択を迫る事ができるため、支払うコストは高いですが非常に強力です。
通常技から「パリィボタン」
2023年7月24日のバージョンアップ(ラシードエディション)で追加されたもう1つのキャンセル版ラッシュの入力方法。
方向キーNまたは➡に入力しながらパリィボタン(クラシックなら中P+中Kも可)で出すことができます。
➡➡入力と違って入力の工程・忙しさが減るので、こちらで慣れてしまえば「キャンセルかけたかったのに不発に終わった」という悔しいパターンを減らせる事に期待がもてるでしょう。
時間停止が発生
ドライブラッシュを発動した瞬間、いわゆる暗転と呼ばれる時間停止が10Fほど発生します。
(ドライブラッシュの場合実際に画面が暗くなってはいませんが便宜上そう呼ばれています。)
これは相手にとっては「ラッシュが来る!」と認識できる猶予時間にもなりますが、仕掛ける側にとってもメリットがあります。
暗転中は入力が飛ぶ
暗転中の一瞬にはされた側もコマンド入力を受け付けない瞬間があります。
これを利用すると例えばクラシック操作の相手が起き上がる瞬間に仕掛ければ無敵技のリバーサルを入力失敗させられる可能性もあります。
ドライブインパクトを見る猶予
時間停止が挟まるという事は仕掛けた瞬間に相手が出している技を観察する猶予も伸びるという事です。
相手がドライブインパクトを出していた場合にはインパクト返しをする猶予が増える事も意味します。
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派生について
ドライブラッシュからは様々な変化をつける事で相手に択を仕掛けたり、慣れてきたら発動後に相手の動向を見てから行動を変える事も可能です。
通常技または特殊技
ラッシュから通常技または特殊技へ派生するパターン。
この派生を選ぶと出した通常技または特殊技に慣性が残っているので滑りながら繰り出せる上、ヒットでもガードでも普段のフレーム差から+4Fされます。
そのおかげで普段はヒットしても繋がらないコンボが繋がるようになったり、ガードで不利な技も有利になったりと非常に強力。基本はラッシュからこの選択肢になると考えるべきでしょう。
中段技を持つキャラならガード方向の揺さぶりをかけるのもアリだ。
投げ
ラッシュをされるとガードを固めがちな相手に有効な選択肢。
パリィで中下段を捌こうとする相手や、タイミング次第ですがインパクトで反撃しようとする相手にも有効です。
必殺技またはスーパーアーツ
ラッシュから必殺技やスーパーアーツへ派生するパターン。
通常技や特殊技と違って性能が上がる事はありません。
ラッシュしたら相手が跳んでいたから昇竜拳に派生する、遠距離で隙を見せた相手にリーチや発生の早さに優れた技を間に合わせたい場合などに。
安全な距離から気功拳。をラッシュで追跡、相手が跳んでいたので、
走り続ける
ラッシュからより距離を詰めるためのパターン。
ラッシュを出した後に何も入力しないと走り続けるようになります。
といっても距離を伸ばして途中で他の派生へ変化する事も可能なので、相手との距離に応じて少し走ってから更に技を出すというのがメインの使い方になるでしょう。
入力のコツ
正確にはN➡N➡
➡➡入力は正確を期すならばニュートラル(N)を挟む必要があり、それ込みで表記するならば
「N➡N➡」となります。例えば➡入れっぱなしからN➡などでは出ません。
特に通常技からキャンセルする場合はしゃがみ攻撃から派生しようとすると下方向に入った状態から始まる事になります。一度十字キーの入力から指を離して一瞬ニュートラルに戻す事を意識しつつ➡➡入力を行いましょう。
パリィ出さない版のコツ
フリー状態からパリィを出さずにいきなりラッシュの入力方法のコツは、個人的なおすすめになりますが、やはり2回目の➡とぴったり同時にパリィボタンを合わせて押す事です。
人によるかもしれませんが間にパリィボタンを挟む入力法はトトトンと3連続で入力する感じになります。リズム感のある人はそれでもいけるかもしれませんが、➡と同時の方がイメージとしては2連続で済む入力になるのでこちらで慣れた方が失敗しにくいかと思います。
キャンセル版のちからわざ
繰り返しになりますがドライブゲージを3本使うキャンセル版はしゃがみ状態から出す場合でも一度ニュートラルに戻す必要があります。
これが原因で安定しない場合の力業での解決手段として、➡を3回入力してしまうという方法もあります。3回入力すれば余程入力が乱れない限りは2度目の➡の前にはおのずとニュートラルが挟まります。
入力が増えて更に忙しくはなってしまいますが不発に終わって大きなチャンスを逃すぐらいなら気合を入れて3連入力に切り替えてしまうのも手かもしれません。
※この方法はパリィボタンによるキャンセルラッシュが追加される以前の話です。現在ではパリィボタン1つでキャンセルがかかるので素直にそちらで慣れていきましょう。
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